昨日から、たくさんの新しい情報、また新しい活動の実態を発表いただきまして、無事にこのEMフェスタ'99が幕を閉じようとしています。たくさんの御報告をいただきましたので、どういうふうにまとめるべきか、たいへん迷ってしまいました。
21世紀も、もうすぐです。二千年紀といいますか2000年代…。ある意味ではこれから私たちが、「千年の夢」をみる時代に入ってきたのではないでしょうか。要するに、大きな戦争はもう起こらない。民族の紛争も、あのパレスチナでさえも、いまだ難しい面
はありますが、かなり平和の方向に進んできました。朝鮮半島もそうです。この国も、平和的に解決できると私は確信を持っております。この件については、時間があれば、あとでお話をいたします。
エントロピーからシントロピーへ
「21世紀におけるEMの役割」については、昨日もお話をいたしました。競争原理の終焉…競争原理はもうこれで終わるんです、と。競争原理のままじゃ、ダメなんです、と。共存共栄の原理に戻さなけりゃいけない。これはもう、だれでも分かっています。私たちの文明のやってきた技術体系は、エントロピーの法則に従っていますから、全てが古くなって壊れて、汚染を残してしまう。または、そのひとつの社会組織も疲労して、構造的に疲れてしまって壊れていくという仕組みを持っているわけです。組織が生き延びていくためには、または、会社や技術が発展をしてゆくためには、常に勉強し、常に成長しないと滅んでしまう形になっているわけです。社会、技術、すべてが、エントロピーの法則に従っている。エネルギーを使って汚染を出して、最後は滅ぶ。
この世界は、強烈な酸化現象が裏にあるんです。フリーラジカルとか、活性酸素という言葉があります。このフリーラジカルや、活性酸素が多くなりますと、滅びの構造をとるわけです。人間の体もそうです。人間の精神もそうです。精神が枯れてくると、体の中にフリーラジカルがたくさん発生します。ですから、癌の場合は、精神的な生活習慣病とも言われるんです。食べ物だけではないんです。こういう状況をどんな形で改善しても、エントロピーの原則に従っているうちは、ひと先延ばしというか、徒労に終わってしまう。
運良く、私は沖縄の北部農林高校に入りました。たまたま鉛筆が倒れる向きが良くて合格したのです。受験競争とは縁の無い世界で育ちました。大学にも、沖縄から来たし、一生懸命で、農業に対する使命感があるようだからこいつは面
白い…というんで、合格をさせてもらいました。私は受験戦争にさらされた経験もないんです。ですから、従来の方法に従って物事を考えて研究したり、進めていく…という部分はほとんど持っておりませんでした。劣等生が、運良く紛れ込んだというか(笑)…たいへん苦労いたしました。
それで、結果的に、全てのものが滅ぶこの酸化現象に対して、微生物が抗酸化作用を発揮することが、後々になって分かってきたわけです。
これまで発表がありましたように、たくさんの状況や経験から、どうもこれは、エントロピーの反対の現象ではないかと考えました。しかし、汚染というのは酸化そのものですから、逆エントロピーという言葉はどうも正しくないということになり、エントロピーの全く対極の言葉として、シントロピーを提案し始めたわけです。これは私が考えた言葉ではなくて、シントロピーという言葉は既にあったのですが…。
シントロピーは、汚染…炭酸ガスや重金属など、いろいろな汚染がありますが、バラバラになっていた物質を、組織的に回収して、資源に変えていく。ですから、シントロピ-現象が活性化しますと、汚染がどんどん消えて蘇生の方向に変わるということです。
私は、そのことを学者の勘というか、研究者の勘として気付きました。私は理論では仕事をしておりません。全て勘でやるんです。勘の鈍い人は研究者にはなるなといつも言っているんです。人の本ばっかり読む人は借り物の名人です。そういう意味で、私は、いろんな所に、断言的に挑戦をしました。
今日はこの会場で発表いただかなかったんですが、チェルノブイリの風下にあったベラルーシの国立放射性生物学研究所の所長でありますDr.コノプリアさんが一昨年、ここで、放射能物質に対して免疫力を落とさず、植物がセシウムは吸うけれどもストロンチウムは吸わないという意味で放射能対策にEMはすごい…ということを言われたわけです。私はそのとき「ストロンチウムもラジカルで、セシウムもラジカルなんですから、これはEMをたくさん使えば、ストロンチウムもセシウムも吸わなくなるはずだ」と言いました。
それから、去年現場へ行って調べたときに、EMが撒かれたところだけが測定数字が低いんです。これは今までの常識では考えられない。でも私は、その場でコノプリアさんに言いました。「私の学者の勘によれば、放射能が減っている。セシウムも吸わなくなるであろう」と。彼は元ベラルーシのアカデミーだけではなくて、ソ連アカデミーの放射線医学の第一人者ですから、「比嘉先生がなにを言っても…」というふうな顔をしておりました。しかし、私は、「では、私の言う通
り、たーくさん撒いてください」と言いました。彼はムッとしておりましたが(笑)、撒いたそうです。そしたら、EMをたくさん撒いたところは植物が、ストロンチウムもセシウムも、吸わなくなってきて、従来安全地帯と言われている地域と同じように、EMで栽培することによって安全な作物が穫れることが分かったわけです。
それと同時に、今度は「放射能は減ったか」と、私は7月に彼に質問しました。彼は、明確には言わずに「あなたが言ったとおりです」と答えました。「じゃあ、どれだけ減ったんですか?」と聞くと、「15パーセント」と言ったんです。私は、去年から「15パーセントぐらい減っている」ということを申し上げております。これは私の勘で、ある所から教えてもらって言っているわけではないのです。測定器の針の動きや何かを見ながら、「あ、これくらいだな」ということです。現場をたくさん踏まえていきますと、例えば、韓国の都末順先生のあの施設…たいへんな所から、社会運動を超えて、社会の大改革に入ろうというベースを作った。現場は一生懸命なんですよ。一生懸命だと、みんな見えてくるのです。
そういうことがだんだん分かってきて、放射能は一番強い汚染ですから、このレベルまでコントロールできるということは、明らかにシントロピー現象だととらえてもいいのではないでしょうか。
例えば地球は昔、炭酸ガスだらけ、アンモニアだらけ、メタンガスだらけ、放射能だらけ、紫外線だらけという時代があったわけで、これを生き抜いてきて、地球をきれいにしたのが、光合成細菌…EMのなかの中心になるこの菌と同じ仲間、古細菌です。たまたま運良く、私の前にEMが現れまして、私がお預かりしたような格好になってしまったわけですが、この光合成細菌の不思議な性質をいろいろあたっているうちに、これが乳酸菌や酵母、また、この地球上に存在している良い微生物とどんどん混培を組み、一緒に仲間になって成長が始まったんです。
ですから、昔のEM…10年前のEMと今のEMでは、今のEMが圧倒的に効くはずです。前は、EMボカシを作るときによく失敗したとか、なかなかたいへんだと言っていました。でも、今のEMは、米ヌカにバァッとEM活性液をかけて、そのまま乾かしてもEMボカシになります。そういうことを考えますと、前のような考え方ではなく、生ゴミ処理でも何でもそうですが、ちょっと臭いがあれば、米のとぎ汁EM発酵液をシャッとかければいいんです。乾燥させて、また製品化するときに、もう一回処理すればいい。生ゴミをEMで処理して持ってきたらそれにもう一回かける、畑に戻して、そして畑にもう一回EMをかける。EMは自分で増やせますから、自分の家で米のとぎ汁がなかったら、米ヌカを溶かしてとぎ汁液を作って、それで作ればいいわけですし、ペットボトルさえあればだれだってできるわけですから、ケチらずに、ぜひやっていただきたいんです。
蘇生のメカニズム…抗酸化作用と磁気共鳴波動
今年は、農業・畜産の事例発表はアメリカ中心になりました。アメリカを出したのは、あれだけ大きな規模で、EM活性液を大量
に作ってたっぷり流せば、どんな素人がやってもすぐに成功するという実態を見ていただきたかったのです。日本の農家の人は、「あれは何CC?」と、必ずこういう質問をするんです。私たちの世界がエントロピーの世界に入っているということは、もうひとつ逆な意味から言いますと、これは微生物の汚染、つまり、悪い微生物の汚染が、裏に必ずあるのです。私たちは肝臓病や心臓病などいろいろな病気になりますね。その時には、微生物の汚染が先にあって、フリーラジカルを誘発しているという、環境も人間の体も全く同じなのです。
私は夏にオランダへ行ったときに、ビデオで撮影できる特殊な顕微鏡で、血液を採って見ていきますと、カビの仲間、ウイルスなどが血液の中に見えるんです。血液を観察することによって、汚染の度合で、あなたは肝臓病、あなたは腎臓病と判断できるのです。ですから、医師の診断方法も、根本から変わるのではないかと思います。担当の先生に言わせると、体中悪い微生物が汚染している人は病気にかかりやすく、慢性病になってどうにもならない…とのことです。
地球もそうです。農業も、悪い微生物が多ければ絶対にうまくいきません。ですから私は、「EMは効くまで使え」といつも言うんです。で、どんなふうに使用するかというと、非常に簡単です。土を、環境を、全部EMボカシにしてしまえばいいのです。例えば、「EM百倍利器」というEMを増やす機械がありますね。それから設備に詳しい人は、自分でプラスチックタンクでEM活性液を作れます。例えば10アールあたり、本気で1トンぐらいEM活性液を撒いてごらんなさい。そうしたらもう、りっぱな作物ができます。だれがやってもできます。EMは糞尿でも、米のとぎ汁でも、食器の洗い水でも、洗濯のあとの水でも、切削油でも何でもEMは増えるわけですから、汚染された上にEM活性液を大量
に流せば、要するに環境に有害な微生物の汚染を抑え込んでしまえば、全て環境が元気になるという単純な話になってきたんです。
全く難しい話ではないわけです。裏にひどい微生物の汚染が潜んでいるから環境がおかしくなる。例えば、農薬、酸性雨、化学肥料、有害化学物質、こういうもの全てが、有害な微生物をたくさん増やしていき、またそれが人間に入ると体中でたくさんの活性酸素を誘発する、活性酸素が誘発されるとまた体の中で悪い微生物がいっぱい増え、ウイルスも増えて、人間をやっつける…という、これだけの話です。
もうひとつ、蘇生の世界というのは、どこか空中からフリーなエネルギーを取り込むか、または、蘇生のプロセスの中で計算以上のエネルギーを取っていかないと、…炭酸ガス、水を太陽の光でモノに変えるときに、強烈なエネルギーを取り込まなきゃいけないんです。植物にはそういう作用があります。その作用の基本が抗酸化作用と、超電導あるいは半導体的な性格、要するに一種の波動的効果
で、抗酸化作用と波動的効果は一緒になっているのです。
ですから、EMの場合は、抗酸化物質だけでは説明ができない部分があるわけです。これはあとでスライドでお見せいたしますが、磁気共鳴波動という、外部からエネルギーを取り込む仕組み、これと抗酸化物質が一緒になって、蘇生の世界は広げていけるということになるわけです。
遺伝子組み換えをする必要はない
それでは、ここまで話がきましたので、スライドをお願いします。
これは、私がいつも言っている「限界突破」の一例です。農業で遺伝子組み換えをするかどうかが非常に問題になっていますが、遺伝子組み換えは、交配してできるDNAの組み換えとはちょっと内容が違っていますので、とても私は危険だと思っております。
それと同時に、遺伝子汚染という問題は、これから後、私たちの未来に、大きな、厄介な、もっと大袈裟に言いますと、原子力の放射能の問題と似たような、またあるいはそれよりひどい影響力を持つかもしれないという懸念を持っています。
遺伝子組み換えをする必要はありません。それは、EMで徹底的に栽培をし、抗酸化力を上げ、波動を上げていきますと、品種の世界を乗り超えてしまうんです。スライドのトマトの品種は普通
、房がひとつなんですよ。しかし、これは、牛にEMを飲ませてEMボカシを食べさせ、畜舎にEMを撒き、排出された糞尿にまたEMを撒いた堆肥を使って栽培したトマトです。これは実験ではなく、実際の農家の例です。徹底的にEMを注入していきますと、今までひとつの房しかでないのに十幾つも出て、そして、どんどんあとから有機質ボカシを足し、EMを加えていきますと、この先はどんどん花になって、上から下まで1メートル30センチメートルくらい実がなって、もう取りきれない。遺伝子組み換えでは、こんなことは絶対にできません。そして、この果
実は、2ヶ月保存しても平気だったんです。3ヶ月目に入って、皮が破れて種が出てきました。
遺伝子組み換えで、長もちするトマトというのがあります。あれはせいぜい10日しか長もちしない。遺伝子組み換えしなくたって、ちゃんとできる技術があるし、しかもそれをやることによって、土も空気も、全ての環境が良くなり、人も健康になるのです。遺伝子組み換えをやりますと、その作物に合わせて、除草剤を使ったり、あるいは特異な種子の操作をするとか、非常に厄介な問題を引っ張り出してしまう側面
があるのです。結果的にはたいへんなコストが掛かるんです。
それと同時に、農業は儲からないという意見がありますが、これは間違っています。農業は、何もかも買って、売るのが少ないから儲からないのですよ。何も買わないで売るだけなら、農業は絶対に儲かるのです。だから、種子を買わずに、自分で採ればいい。EMで栽培しますとウイルスフリーにもなります。病気もフリーになります。3代目くらいからすごい種子が自分で採取できます。ジャガイモもEMで栽培します。それを次の種イモにすると、もう元の親のジャガイモよりはるかに内容がいいです。それからニンニクもそうです。ですからEMで経済的にしっかり栽培したものから、素質のいい種子を採れば、種苗店から種子を買う必要はないし、遺伝子組み換えも買う必要はない。
肥料も、社会がリンクしていれば、つまり、畜産と繋ぐ、生ゴミと繋ぐ、道路管理、あちらこちらから出てくる有機廃材をリンクさせ、自分の家のトイレから出てくる有機質も、全て資材として使っていけば、何も買わなくていいわけです。
また、EMセラミックスを入れて土の波動を上げていきますと、ほとんど病害虫は出てきません。そうなれば農薬もいらないのです。畑を耕さずに、上から有機質を撒いて、…何もEMボカシを作る必要はないのです。EMを大量
にやれるならもう、草を敷いて、生ゴミを上から敷いて、EMを上からかけていけば、土がホカホカになっていきます。その下にはミミズも、いろいろな有用な動物も増えます。そうなると上から軽く挽くだけで耕す必要はないのです。堆肥もさっき言ったようなことから、雑草も収穫残渣も全ていい肥料になるわけです。耕運機もいらない、土が柔らかいですから。まぁ、耕運機を一回買って、EM・Zを整備に使えばば100年は使えると思いますが…。
つまり、農業は、何も買わなくても済む。農業に本当に必要なことは、種子を播いて収穫するだけなのです。あとは耕さなくてもいいように考えるのです。堆肥を作らなくても、さほどのように畑に材料を敷いてEMを撒けば、畑の上で堆肥になる。堆肥になるとき、そのまま草の種子もみんな枯らしてくれますから、除草作業もいらない。病気がないから薬を撒く必要もない。これで農業が儲からないというんだったら、どうかしてるわけです。
私は先ほど遺伝子組み換えの話をしましたが、あのような技術を使っていくと、農業をやっている人たちのアイデンティティー…自分のアイディアとか、自分が自然を大切にしようとか、社会のためにプラスになろうとする、こういう志が全部消えてしまうのです。ですから、私は、遺伝子組み換えが社会に与える影響は、とてもたいへんだと思って、非常に厳しい反対を表明しているわけです。やらなくてもいいのに、なぜ余分な金を掛けるのかという意味も入っております。同時に、ああいう農業をやっていくと、全てに有害な現象が起こってくるといわれているんです。
ナスはトマトと同じ仲間ですから、パワーがアップするとトマトのような花が咲いて、同じ節から7つ8つ9つと芽がつくんです。普通
、ナスは1節に1つの花が咲いて、1つの実がつくのが普通です。しかし、パワーアップしていきますと、こういう現象が起こる。しかも、生ゴミや、畜産の廃棄物や、水産の廃棄物や、あらゆる材料を使い、だれでも、こういうところにまでもっていけるのです。
これは、キャベツを収穫したあとEMボカシを入れると、またキャベツが出てきて、1個植えたのに、4個も穫れた例です。1回植えて、収穫を2回するという、面
白いことになります。先ほど聞いたところ、また次のキャベツが出ているそうです。
これはブラジルなんですが、実はキャベツはこれくらいの大きさになるともう雑草は絶対に取ってはいけません。十分に成長したら草をかき分けキャベツを収穫していきます。そしてキャベツの残渣と、この雑草にEM活性液の原液を撒いて、10センチメートルくらい軽く鋤き込むんです。そうすれば1週間後に、また次のキャベツを植えられます。そしてキャベツが生えてくると、最初の除草だけ簡単にして、後は雑草は放置します。外からは…EMボカシも何も入れる必要はないんですよ。要するに、この草も、EMと一緒に撒くと、窒素固定菌やいろんな微生物が草の根にいっぱい増えて、どんどん畑を肥沃にしていく。草がある大きさになったら今度はキャベツの栄養になっていく。ここではもう、5年間こういうことを繰り返しているんです。外からは何も入れないんですよ。
この青年は、彼が19歳のときにブラジルで私の話を聞いて、そして「土は耕さない。いつも緑で覆っておかなきゃいかない。もし余分になってきたらEMをかけて戻せ」とこういうことを言いましたら、彼1人が信じて、この17ヘクタール、全部そういうふうにしてあったんです。去年、久しぶりにアルゼンチンに行った帰りに寄りましたら、もう25歳の立派な青年になっていました。
これはオランダの牧場ですが、このタンクにはスラリーといいまして、牛の糞と尿が一緒に混ざっています。これにEMを入れるとトロトロになって撒きやすくなり、臭いもなくなる。これを全部、機械で農地に注入していくんです。今までは1回注入すると、だいたい1週間臭って、苦情が殺到するという状況でした。でもこれは、そのままやっても、10分か15分ぐらいすると臭いが感じられなくなるんです。
そして、牧草が茂ったら、またEMを撒いていくのです。これは、根と葉っぱの両方にやったほうが効果
は遥かに高くなります。葉っぱにやると、葉っぱの抗酸化作用を上げて光合成のレベルを上げる。土の中に入れれば当然、根の活性や、土の中の有用な微生物を増やす。EMだけが増えるのではないのです。EMをやりますと…さっき宮島正登くんの報告にありましたように、シュードモナスという蛍光性の放線菌が増える。この蛍光性放線菌というのは、リグニンやいろいろな難分解の物質を分解する働きをします。これはEMのなかに、昔は入れていましたが、今は入れておりません。自然界にたくさんいるからです。
EMを使うと、そういう有用な微生物が同時に増えるんです。土着菌の中でEMと握手しない菌は、だいたい悪い菌で、良い菌はみんなEMと握手をして、共存共栄関係を作りますので、質問されたら、今のようなことをお話ししてください。
これはアメリカの、EMを使った有機栽培ですが、今までは鶏糞をトラクターで撒きますから背丈が不揃いだったんですけれども、EMを使いだしたら、背丈が揃いはじめた。これは一種の波動の関係もあります。波動についてはあとで説明します。この手前から向こうまで500メートルくらいあるんです。生育がきれいに揃っています。
先ほど波動…と言いました。これはずいぶん前の実験というか観察なんですが、このお皿に、濾紙を敷いて、EMセラミックスの粒を5つ置いて、両脇に釘を置いて、水を浸したんです。4、5日経ちました。鉄がサビてきたら、このサビが全部外側に押しやられて、ここ(セラミックスを置いた側)に寄ってきませんでした。これは、セラミックスから波動が出て、サビを外側に押し出さないかぎり、こういう現象は起こりません。実はこのサビを押し出していく力は、ある意味で磁気共鳴波動蘇生的な波動だというのが分かったのです。
この波動が畑いっぱいに広がりますと…これはタイのEMのトレーニングセンターですが、どこをとっても同じような作物が出来るんです。だから作物の成長にばらつきがあるうちは、一人前ではありません。例えば極端に言うと、日なたであろうが、日陰であろうが、みんな同じように出来るんです。この波動を高めるためには、EMセラミックスの粉を10アールあたり基準的には20キログラムくらい、1回やって、それから後は葉面
散布で年に2、3キログラム加えていくと。これくらいで充分に波動基質にすることができます。
これは霊芝…サルノコシカケ。癌によく効くというキノコです。波動が同じだと、出来てくる大きさも、ほとんど同じように均一になります。
果実も一緒です。どこをとっても、みんな同じ大きさになるんです。例えばリンゴなどは、波動が高くなれば、てっぺんになっているのも、下の枝になっているのも、日なたも奥も、みんな同じ大きさになって、同じ色になります。これは高い波動に揺さぶられて、作物が均一化していくんです。大小があるということは、まだ波動が、要するに外からエネルギーを取り込む力が弱いということです。
これは冬の田んぼです。この田んぼは秋に、EMで栽培しているシイタケの菌床をここへ撒いて、EMボカシを一緒に撒いたら、冬になって周囲は雪がこんなに積もるのに、この田んぼは雪が積もらなかった。積もらないどころか、凍らなかったというんです。これは、微生物が呼吸をしたからとか、微生物のエネルギーがあるから雪が積もらなかったという計算には該当しません。微生物も冬寒くなっていきますと、働かなくなるんです。これだけの雪をかきのけるエネルギーを持っているということは、その波動で空中からいろんなエネルギーを取り込んだというふうに理解をしたほうがいい。
これは、同じ田んぼを少し遅れて撮ったんです。緑っぽく見えますね。実は草が生えているんです。
実は以前からお話をしているように、EMを撒くと、地温がどんどん上がっていく。2度から4度は上がると言いました。それで私は、そういう結果
に基づいて、北朝鮮に「麦の裏作をやりなさい」と、EMをやれば絶対できると助言しました。今まではできなかったということですが、最初の年は3千ヘクタールやり、その次は3万ヘクタールやり、去年は18万ヘクタール、今年は30万ヘクタール、冬の麦を栽培しています。
これはどれくらいになりますかというと、90万トンの穀類の収穫量になります。北朝鮮は450万トンあれば食糧は充分といいますが、今まで穫れなかった所から90万トン穫れるわけですから、たいへんなことです。私は前にも「3年経ったら北朝鮮は、食糧問題全部解決しますよ」とお話をしました。もう今年は、充分に解決でき、来年は本当に私が言ったとおり輸出できる国に変わります。報道では、今年は大豊作だったのは、天候が良かったんじゃないかといいますが、実はそうじゃなかったんです。北のほうは大干ばつで、南は大洪水だったんです。農業には決して良い条件ではありませんでした。5日間水に浸かっていた水田が、去年の60パーセント穫れたそうです。朝鮮の平年作と同じレベルが穫れた。3日ぐらい頭まで浸かっていた水田は、全く関係なく大豊作だといいます。こういうことですから朝鮮側も自信を持って、国際社会に対応できるような状態に変わってきました。日本との関係もだんだんと改善されてきています。非常に前向きに動き始めました。これから民間交流を盛んにして、もっとお互い誤解のないように進めていこうと、日本政府側も朝鮮側も了解をするようになってきました。
EMは「超科学」の扉を開く
先ほどのスライドは、あり得ないこと…あの草の生えている水田は、天気のいい日で外気温が4度のときに、水温が14度あったそうですから、これはもう私がいつも言っている「超科学」なんですよ。従来の科学では説明できない。要するに、シントロピーです。いろいろなところからエネルギーを取り込まないかぎり出てこない現象なのです。
人間の病気も、シントロピーの世界に入れば、遺伝子の寿命に従って、死ぬまで元気という形になるんです。寿命は、超えることはできません(笑)。病気というのは、先ほどのように微生物による汚染と生体組織がバラバラになったときに、また有害な活性酸素が出て起こるわけです。放射能とか、電磁波とか、静電気とか、それから有害な化学物質が入ったときに、強烈なフリーラジカルが起こって、外れる…。EMをやると、免疫力が高まり、いろいろなものの抵抗力が強くなって、そしていつの間にか正常に戻っていくということです。
ここまでくれば、もうありとあらゆる分野にEMを徹底して使うという結論です。建築でも、農園でも、下水処理場でもということになるんです。
それと同時に、この社会のシステムを共存共栄型に変えようと思えば、一番自立の難しい立場、自立が困難な状況に置かれている障害者の施設、こういうところで社会を揺り動かせるようなこと、…例えば昨日一番目に発表いただいた焼家晃さんの活動、…あれは地域の婦人会もみんな巻き込んで、そして楽しく、それぞれがみんな社会にも自分にもいいことをしている。そういうことで広がっていきますよね。
しかし、EMで何か自分が商売をしようとか、儲けようといったって、これはちっとも儲からない。私どもは、EM・Xも、あとしばらくしたら、また値下げしようという計画をしているわけですから。EMでは儲かりませんが、でもこれを使って、環境にいい、健康にいい仕事をし、人間関係を良くしていくと、本当にいい意味で、やらなくてもいいことはやらないでいい。要するに、先ほどの農業と一緒です。人間は金持ちになりたいなら、収入よりお金を使わないほうがいい。…収入以上に使えば貧乏になりますし、入ってくるお金より使わなければいつの間にか金持ちになるのと一緒で、病気にならなかったら金は使わないですよ。服もちゃんとEM処理して、5年も6年も着たり、車も100
年乗ったら金は掛からない。これは、われわれの知恵やマインドの問題です。これは今までの技術ではできなかった。技術的に無理だったのです。
でも、今日の事例発表を聞きますと、そのような、今までできなかったことがEMを使うことによって可能になってくる…。私たちはそこに目覚めてこの技術を自分のものにもする。自分のものにもするということは、他人のものにもなるということです。これは焼家さんのところもそうでしたし、それから第二高松園もすごいですよね。自分たちでEM活性液をつくる。そして、心おきなくEMを使えるようにしてあるわけですよ。米のとぎ汁EM発酵液を使ってどこへでも活用する。ですから、私たちはそういう体制をつくるべきです。そういうふうにすれば、失敗することはないんです。
「効くまで使え」は環境浄化につながる
私は「失敗なんてとんでもない、効くまで使え」というわけですが、実はこれに対して、見事な答えを出した野菜の出荷組合があるのです。茨城県北浦町の「みつば連合会」です。東京都から特別
栽培作物の指定を受けて、9月に1周年になりました。
そこの会長さんが、1人も失敗せずにできたというんです。しかも出荷されている金額はもう30億円を超える。たいへんな数字です。どうして1人も失敗しなかったかと思って、いろいろ聞いてみましたら、なんと連合会では一組合…(向こうは3つの組合が連合しています)…に、EM活性液を作る、百倍利器(培養器)を2基入れているんですよ、一組合に。連合会で6基持っている。EMを欲しいだけ、使いたいだけ使えるんです。だから失敗する人は一人もいない。初めは思い違いでミスはあったようですけど、それでもEMが余っているものですから、「じゃんじゃん増やして北浦にこぼせ、そしたら北浦もきれいになりますよ」と助言したら、「ああ、それもそうだな」とその気になってくれました。それをきっかけに、「北浦をきれいにする会」が発足しまして、北浦会というのを毎年9月初めにやろうということになったんです。北浦周辺では、太洋村とか有名なEMグループがありますから、ここでいい農業をし、余ったEMを北浦へ流せば、そしたら霞ヶ浦も浄化されるということになるわけです。
関連ですが、昨日、広島県内海町の兼田功さんが海苔の事例発表をしてくれました。私たちは瀬戸内海をきれいにしようと「瀬戸内海地域蘇生交流会」を去年発足させました。この話のいろいろな事情から、愛媛県の知事が「愛媛県はEMでいく」、EM立県という形になったわけですが、実はこの先鞭となったのは地球環境共生ネットワークの四国代表の左納さんと小田さんのコンビグループで、「瀬戸内海をきれいにしないと、あの世に行けない」なんてことを言い出したんです。
地球環境共生ネットワークは、地域で1回リタイアして、もう1度社会のためになりたいという人たちが中心になって組織されています。ですからそれぞれの地域でプロジェクトを持っているんです。陸奥湾浄化作戦もその一環です。瀬戸内海ぐらい広いところをきれいにすると、皆さん信用しますのでね、小さい池をきれいにしてもなかなか信用してくれない。10万トンぐらいやっても、「いや、まさか」という。昨日の茨城県守谷町の事例のようにすごいことをやっても、なかなか信用しない。守谷の場合も、あそこでEMを活用していると、利根川のほうから魚が上ってくるようになりました。釣り客が全然いなかったところに、土日になると釣り客がいっぱいになっています。魚の産卵期には水の表面
に真っ黒い稚魚が群がるという、今まで考えられなかった生態系が復活してきているわけです。
昨日の報告で2千万円節約したといいましたよね、あれは実際に使ったEMは500万円分使ったかどうか分からない、100万円分だったかもしれない。しかも本気で使ったらもっと安く、…もちろん設備費はかかりますけども…、やれると私は思っています。この処理水は、本当は田んぼや畑に使ってくれて、最後は川へ流してくれれば、当然川もきれいになり、海も豊かになります。
今まではそうじゃないです。川を殺し海を滅ぼすような…、生命や資源に大打撃を与えた。しかし、これからは、状態が良くできるのです。ですからそれをベースにして、今度は左納さんや小田さん、それから瀬野さん、…私はこの三人を「四国のEM三兄弟」と言っているんですが…、彼らが、染色工場がたくさんある今治市で排水処理をやっています。染色工場は、澱粉をずいぶん使います。そうすると、排水からヘドロがいっぱいできるんです。この工場の社長を説得して、排水にEM活性液を毎日80リットル入れて、水を合併浄化槽できれいにして、流し始めたんです。1、2週間で、上流のほうはきれいになりましたね。臭いもずいぶん消えました。1年経ったら、なんと川のヘドロが3千トン消えた。これは1トン(処理するのに)2万円かかりますから、6千万、まるまる市は儲かったのかもしれません(笑)。途中にはメダカが、下流のほうはいろいろな種類の魚も上ってきて、本当に清流並みです。染色の汚水が流れて来ない。同じことを、小さい下水処理場でいくつかやっていまして、一昨年ぐらいから「アサリが増えた」とか「どうも魚がよく寄ってきた」という話が出てきたわけです。
これを本格的に実行したのが兼田功さんです。湾の内側でタコも捕れるようになった。また地域のみなさんは、内海町がEM活性液の百倍利器を買ってきて、シルバーボランティアと協力して、これを各家庭に配っている。ほぼ7割近い家庭が米のとぎ汁EM発酵液を使い、トイレに流したり、EMボカシを作ったりいろいろな活動をしています。ですからあの島の周辺は、出てくる水が全部EM処理されていて、イカがよく捕れた、タコが増えた、アサリの玉
が大きくなってよく獲れるようになった。…ここまでは大体分かりますよね。さらに彼は、トリガイが大発生して、4千万円ぐらい獲れたというお話をしていました。水産庁は自然のいたずらじゃないかと言ったそうですが、「この排水はどこに流れているんだ」というので、私は「こう行って沖の、この排水が流れて帰ってくる、このへんにトリガイがいっぱい獲れた」と。「いやぁ、でも先生、向かいの四国の川之江市の近くでも獲れたそうで、これはEMかどうか、ちょっと心配だ」と言っていましたが「あ、川之江の前ですか、あれはもう当然です」と。「いやぁ、実はすぐ隣の西条市で、毎日5百トンの排水をEMで処理して流してます。川之江のところまで行って、潮が帰ってくる」その範囲です。
北海道では、手塩川の流域でずいぶんEMを使っています。この川の流れた沖に、ニシンの大群が時季が違うのに現れています。中標津のあたりではずいぶん畜産にEMを使っています。ここから水が流れ出し、別
海町では去年ぐらいから、サケがかなり増えています。今年は目立つように増えてきた。「いやぁ、比嘉先生に言わすと、なんでもEMのせいだ」と言うんですが(笑)、EMを使った以外、何もほかのことはやっていません。EMをやっていないところは依然としてそういう現象は起こっていないのです。
熊本の河内、前は河内村と言っていましたが、そこは河内川が流れていて、そこの婦人会は米のとぎ汁EM発酵液だ、EMボカシだと熱心にEM運動をしている。川も本当にきれいになりました。この川の湾のところはアサリの稚貝も入れないのにたくさんアサリが穫れて、食べられる海苔が増えて、天然の牡蛎も食べられるようになった。この半島のひとつ隣側、こちらはたくさんアサリの稚貝を入れても、なかなか増えない。こういう状況証拠というのは、山ほど増えてきたわけです。
ほかの存在に対してプラスになる存在に
そうなりますと、私たちは、今日の課題にありますように「21世紀におけるEMの役割」…といいましても、EMが意志を持って勝手にやるわけじゃなくて(笑)、私たちがEMをどう使うかということです。共存共栄の世界をつくろうという場合は、やっぱり自分の存在が、他人や環境や、ほかの存在に対してプラスになる存在…これが、まず原則だと思います。そうでないと、敵対しているとどうしても問題は起こるわけです。自分の存在が、その人がいることによって、まぁ安心でもいいでしょうし、その人の存在によって、行動によって、何らかのプラスを社会にもたらす。そういう意味では、障害を持っている人も、高齢者も、病気の人も、元気な人も、全てその存在がお互いに教育的な意味を持ち、あるいはその生活態度が環境を良くするとか、お互いの環境が良くなるというふうに考えると、これにはどうしても、EMを日常的に使うという要素が出てくるわけです。
去年もお話しましたが、生ゴミ処理にEMを使ってやれば、リサイクル可能でダイオキシンを発生させない、その廃液を川へ流せば川をきれいにする、あるいは海の資源を復活させるという運動に、生活が直結していくわけです。工場でEMを使うと工場の排気ガスなどがどんどんきれいになっていきます。ここで働いている人がみんな健康になれば、病気でよれよれ8時間働く人とバリバリ働く人とでは生産性がまるっきり違います。ましてやEMを使った機械は良い波動を出しますから、こういう機械の中で仕事をするということは、今までなら健康を害することが、逆に健康になるんです。要するに、その存在そのものが蘇生的な扱いをすれば、全てに対して、蘇生的作用を共鳴していく。こういうことです。
機械関係では、先程中農製作所の中農康久さんと浅田裕則さんが工場での説明をいたしましたが、古い機械を若返らす研究会みたいなものがありまして、EM・2とか、EM・1で洗って、拭いて、その後、EM・Xじゃ高いからEM・2をシュッと撒こうとか、これは撒いたすぐはよく分からないのに、いつもそれをやっていたら、いつの間にか新品より性能がよくなったという。こういう話はたくさんあるんですよ。
先ほどのように、外部からエネルギーを取り込まないと、こういう現象は起こらないんです。ですから、今私が話したようなことをヒントにして、日常生活の中で、例えば中古のマンションを買ったとしても、EMを徹底的に使うと、新品のマンションより良くなるかもしれません。こういうアイデンティティーですよ。自分の意志で行動して「ああ、これはいいことだ」などと言って納得できるバックグラウンドをつくれます。これがないと、人は努力のしがいも、またその人の芯からみんなのためになりたいという気持ちも生かされてきません。
植物だ、人間だ、動物だといっても、さっきのように崩壊の方向へ強烈な酸化汚染でいくか、汚染を止めて蘇生の方向に、外部からいろんなエネルギーを取りながらその方向へいくかという、このことを動かせるようになってきた。こういうことです。
良い微生物が常に優勢する方向へ
今日は、宮島正登君も発表をしてくれました。EMでない微生物が、EMを助けてすごい力を出すということを説明してくれたわけです。
昨日のシンポジウムの笹原嘉純さんの説明とダブりますが、実験は全部、彼を中心にやっていたことです。昨日は、高知大学で日本微生物生態学会がありまして、そこでEMを使うと土壌中のダイオキシンも、農薬も、あらゆる有害な化学物質は消えるという結果
を発表しております。
日常的に私たちがEMを使うことは、環境をクリーンにしながら、自分も健康になる。今、私たちが健康にならないと、この社会の医療費、老人医療費も介護保険もそう、医療費で国がつぶれるんです。私たちは昨日、シンポジウムでも申しましたが、これから何をやるべきかということが大切です。みんな国の税金でといったって、誰が払いますか。人にやってもらうとすると、知恵も働かない、意思も働かないです。自立の気概がないなら何もできないんです。やろうと思っても、病気になったらできない。
病気の本質は、さっき言いましたように肉体の汚染、血液やいろいろなものの汚染で組織の結合力が弱ったときに発生します。微生物が先なのか放射能が先なのか、電磁波が先なのか食べ物が先か、これは全部複合していますから。しかし体の中にEM・XやEMを入れ、良い微生物が常に体の中で優勢するような方向にいけば、全てが正常に機能する。
先ほど、田中茂先生は、医者がもうダメだ、諦めなさいと言った人が助かると言われましたが、今の医学は、医者が治せる病気は30パーセントしかない。これはもういろんな本に書いてありますね。70パーセントは治せないんですよ。難病といわれているのはもうほとんど治せません。たまたま医者を替えて気持ちが変わったなど、何かが変わったから偶然の一致で良くなったという場合が多いだけで、本当に治したかというと、先ほど言いました体の中の汚染、体の中の波動、こういうものが正常に戻らないかぎり、病気は本当の意味で良くはなりません。EM・Xは薬じゃありません、清涼飲料水です。「飲んだけど治らない」と言われると、私どもは病気を治すために売っているわけではなくて、健康を維持するためにどうぞお使いください…という形ですから、「どれだけ飲んだらいいですか」と言われても、治るまで飲むように…としか言えませんが、よく聞くと、ヤケ飲みしたら治ったという人が多いです。
田中先生が、温泉の話で、ミネラルが多いと言われました。ミネラルというのは、キレート化しますと、すごい波動があって、触媒的機能があり、外部からエネルギーを取り込む。そういう性格とほとんど紙一重です。EMの中にミネラルのキレートという言葉が使われています。有機物とミネラルがくっついて、変な反応をしないで波動を持って触媒的に、自分は変わらないで相手の化学反応を、エネルギーのやり取りをしながら変えていくという性質があります。温泉はそういう意味では、湧き出てきたときはすごいわけです。でもこれは、空気に触れて酸化したら、これはまた毒の水になりますので、このへんはEMと併用してくれると、もっといいんではないか。温泉水を繰り返し使うときは、EMの応用をやらないといけないと思います。
酸化を防ぐ、そういう意味では、今日も分科会でエイズの報告とか放射線の報告とか、いろいろ出ておりますけれども、私は先ほど言いました波動と抗酸化作用という、この2つの連動のレベルを上げていけば、ほとんど正常に戻ると確信をしております。
ボランティアと環境問題を同時に動かせる
今日、午後報告を受けたんですが、島根県の木次町の高尾さんが、文部大臣賞と農林大臣賞を両方、ダブル受賞することになったという嬉しい報告がありました。これは、高齢者のみなさんと野菜づくりを進めて、高齢者の生きがいと農業の発展という意味がひとつになった。要するに高齢者地域の中で高齢者の人が元気で活き活きと農業をしながら社会貢献をしているということ、それをリードしている評価です。それからもうひとつは、それを全て学校の給食に用い、そして生ゴミのリサイクルもきちんとしている点です。この学校は、学級崩壊やいじめがゼロです。どこで調べてるんだ…というと、食器の破損状況で分かるそうです。1年間に破損した食器が多ければ、学級崩壊に近づく。これが少なければ、非常にうまくいっているという指標があるそうです。給食の担当の人に言わせると、劇的に変わったといいますね。もちろん学校でEM活動もしますから、みんなが助け合い、共存共栄的な意味で学校運営ができているのでしょう。こういうことを含めての文部大臣賞受賞というわけです。
それと同時に、今度の教育分科会でも、種山みどり先生がたぶん説明されたかもしれませんが、子どもたちが公民館に行って、大人たちにお菓子の作り方や生ゴミの処理のしかたを教えていて日常的な活動の中で、環境を良くしていく。人間が生きていくためには、食べるものは自分で作る、自分の周辺環境をきれいにする、自分の健康を管理できる、これが絶対条件です。そして後は人に対する思いやりや、社会的役割を果
たせるということなんですが、学校教育の中に、ボランティアと環境問題を同時に動かせるというのは、EMの活動が今のところ、一番有効ではないかと私は考えております。
ある意味では、義務教育化すべきだと考えます。私は去年までは「EMを使うことが最大のボランティアだ」と主張してきたんですが、これだけことがはっきり分かってくれば「EMを使うのは国民の義務だ」と言いたい。義務化するなら、だれでも安く手に入って、だれでも増やせて、簡単に使えるようにしないとダメなんですが、EMはそれが可能なのでだんだんと広がってきたわけです。
幸いに今年の5月からは、国会議員の研修会等で、野中広務・前官房長官なども、「真面
目にEMを勉強します」と言われました。2、3回お会いしましたが、沖縄のことも含めて、政府首脳が、EMに対して理解を示し始めました。理解を示したというか、家族やどこかでは、みんな知っているのですが、いろいろなしがらみがあって、本格的に活動するのはなかなかたいへんです。
それで建築につきましても、明日のEM視察ツアーの見学コースになります具志川ランセンターの大きなビルがあります。これはもう世界に類い稀なき…たいへんなEMビルができております。そのビルへ行って1時間くらいいれば、すっかりリハビリして帰れます。あそこの職員は、きっと120歳まで生きるだろうなぁと思っていますが、それくらいすごいんです。
それからもうひとつは、松城クリニックといいまして、全部EM技術で建築した病院があります。だんだんとそういう所が増えてまいりました。どこにどう使うではなくて、建築ももう、あらゆる所にザバザバ使えば、必ず良くなるという…、こういうふうに、だれもが単純に、その気になればキチッとできるというところに、EM技術は進化してきたということになります。
アフリカでもEMの芽が開く
私が『地球を救う大変革』という本を書いたきっかけのひとつは、「ノストラダムスの何とか」といって、みんなが騒ぎ始めたことです。あんなことは絶対起こらない、あれは嘘だといったのですが、みなさんもう一生懸命ノストラダムスを信じて、今にも地球が崩れるようなことを願ってばかりいるものですから、「こんなことは絶対に起こらない、ただ私たちが、その解決策を見い出しきれなかったら、ああなるかもしれません。でも人間はバカではありませんから、しかもこれだけの情報が発達しているから完全に危機回避できる、こういうふうに社会は進化してきたわけだから」という意味を含めてあの本を書いたんです。
ノストラダムスの予言の日はもう、ずいぶん過ぎました。「いや、あれは間違って2001年かもしれないよ」と言っている人もいますけど。で、どういうことが起こったか。何も起こらなかったです。「いや、起こった、あれは私が祈ったから止まったんだ」という人もいます。「でも、世界中いろいろ起こったじゃないか」と言います。でも、そうではありません。関東大震災には15万人死んだんです。阪神大震災は1万人以下です。三陸沖地震は、1万人死にました。われわれの過去には、今考えるより遥かにたいへんなことが山ほど起こり、スペイン風邪が出て2千万人も死ぬ
というたいへんなことを乗り越えてきたんです。ですから、地球がおかしくなるようなことはないでしょう。大惑星がぶつかるというなら話は別
ですが、でもこれも初めから天体観測で分かるわけですから。
そういう意味で、地球の環境問題、例えばオゾンの問題とか、炭酸ガスがありますが、先ほど話したような、雪を溶かすあの力で農地を2倍も使うようになると、今まで冬に作物を作れなかったところでたくさんの作物ができるようになります。そうすると、炭酸ガスはエネルギー源として回収できるんです。水であっても、EMを処理すると塩分が反応しないので、砂漠でどんどん作物栽培ができる。大々的にやれるんです。エジプト政府は、もうそれをやっているんです。同じことが、通
常なら塩類障害を起こすようなアフリカでももう始まっています。それも家庭から来る雑排水にEMを入れて流すか、鶏を養ってその下に魚を養って、この水で野菜を作っている。みんなシステム化しているんです。スライドが間に合いませんでしたので紹介できませんでしたが…。
アフリカのほうも私たちの意見を入れて、南アフリカ連邦のノース大学というところと話し合いをしまして、客員教授を送りましょうということになりました。
で、その大学でEMを作って、どんどん貧しい農家の人たちに安く売って、それで上がったお金で奨学金や大学の設備を強化し、それが成功したらと近隣のアフリカ諸国に広げていこうという計画です。今度の大会は、すごい大会であったわけです。私は1989年に自然農法の国際会議を提案して、10年間で世界中にこれを知らしめ、地球の未来は大丈夫ですよ…と知らせてこの会議は終わろうということで2001年に解散しますけれども、これは、今度の国際会議で、ほぼ目的を達成したんではないかと思います。21世紀に向けて、EMの可能性を皆さんに全て知らせましたので、後はそれぞれの事己責任です。
EMをやってうまくいきませんでした…というと、「これはあなたが悪いんであって、比嘉は全然関係ない」という(笑)、だから、いつも言う通
り、EMを使って失敗しました…と言うと、あなたは悪い人ですと言い、成功しました…と言うと、あなたはいい人ですという話になってしまうわけです。
昨日も少しお話をしましたが、EMの性質は、私たちが社会を良くしていこう、何かしていこうといったときの、いろいろな組織や集団や国に、この技術をちゃんと渡せば、それぞれの組織で理想を追求しながら、これを実現していく道具とすることが可能です。
だから、先程の北朝鮮もそうです。北朝鮮の社会主義を追求していくのに、EMがあれば、理想的な社会主義ができるかもしれない。環境運動をしている人たちが、これを使えば、本当の意味での環境を目指せる。
それから、最後にお話が出た、地方自治…。今度のテーマにもありますように、地域活性化をするときに、今までは、予算が無いうえに、もらってきた予算より余計に使う仕組みになっていますから、どの財政も逼迫するわけです。病気にならない、ゴミもリサイクルできる、あらゆるものが資源化して循環的に付加価値が高くなっていくなら、何もいらないのです。今日の知念恒男・具志川市長のお話は、これまで発表いただいたたくさんの皆さんが、地域全体で実行すれば、また実行する方法としてこういうことがありますよ…ということを、まとめていただいたわけです。
次に台湾で私たちは、9月の大地震の後にEMチームを派遣しまして、畜舎の悪臭などいろいろな衛生問題に対して、活動しました。
(台湾での活動に関してビデオ上映)
実は、神戸の大地震のときも、皆さまの協力で、トイレや衛生問題に対して、EMが非常に大きな威力を発揮しました。しかし、今のように組織的な活動がなかったので、私どもも非常に残念であったのです。まだしっかりとEMが認知されていない時代でもありました。そのあと、トルコの地震など、いろいろな災害があり、私たちは、これでは、ちょっとまずい…というんですか、「やはり、国際ボランティアチームをつくるべきである」という思いで、今回、台湾で大地震が起こったときに、私が指示するまでもなく、EM研究機構職員の中から、すぐにやろう…という提案が出て実行に移しました。
幸いに、EM研究機構の中国事務所の何人かは中国語が話せますので、彼らもすぐに台湾に飛んで、ボランティアをしっかりと根付かせることができたのです。おかげで、台湾政府は、EMをこれからも衛生問題の解決や環境問題に応用していきたい…と、正式に取り上げてもらいました。今後も、国際的ないろいろな事故や難しい問題が出てきたときに、私たちはチームを組んで、その地域の政府、しかるべきところと相談をして、お手伝いをしていきたい。場合によっては、皆さんからも募集をして、協力をいただくかもしれません。
EMが、今大会の大きなタイトル(「地球の未来を語ろう」)のように、ともに未来を語れるように成長してきたことを、皆さんとともに喜んで、今大会を終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。