EMフェスタ99 > 発表大会
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| EMによるいやしのまちづくり |
| The Theater Event -------- |
Effectiv Microorganisms
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1940年9月11日具志川市生まれ。1997年3月沖縄国際大学短期大学部国文科卒業。1970年9月から具志川市議会議員に6期連続当選。その間、教育民生委員会委員長、経済工務委員会委員長、中城湾港建設促進特別
委員会委員長、市議会議長を歴任。1998年5月22日、具志川市長に就任。趣味は土いじりと樹木鑑賞。家庭内でもEMを愛用している。 |
知念 恒男
(ちねん つねお) |
沖縄県具志川市 市長
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http://www.city.gushikawa.okinawa.jp/
EMの生みの親である比嘉照夫教授と具志川市とのかかわりは、1988年8月に行われた「まちづくり講演会」において、「進化論的まちづくり-具志川を考える」という演題で、比嘉照夫教授に21世紀へ向けた新しいまちづくりのあり方と具志川市の可能性を話していただいたことがきっかけでした。
その講演会のなか、地域の開発には「地域振興の核になる文化や技術の情報発信源を作る必要がある」と先生は述べておられます。この言葉をもとに、食料・環境・健康・医療・エネルギーなどの難題を解決できる有効な手段として各界で期待が高まっている「EM技術」の情報発信源をつくり、まちづくりに活用しようと市民レベルでの取り組みが始まりました。
市民レベルの取り組みは、比嘉先生の考えに共感し、身近なところから環境を考えることから始まりました。環境にやさしい「EM」を生活の中に取り入れるとともに、その有効利用を研究し実践していくうちに、市民はお互いのEM体験を語り合うようになりました。その輪がどんどん大きくなり、グループとしての研究活動を行うようになりました。その取り組みの中で「EM」の持つ大きな可能性に気づき、個人の生活の向上だけでなく社会的な活動やまちづくりにも活用できるのではないかと、3つのEM実践研究会が設立されました。
<EM研究会の発展>
具志川市には、「微生物応用研究会」「EM関連異業種交流会」「EM建築研究会」の3つの会があり、お互いに連携をとりながら積極的に活動を展開しております。
「具志川市微生物応用研究会」は1989年 に発足し、会員の生活向上および社会的貢献を図ることを目的に、微生物の有効利用について情報交換や研究を行ってきました。発足当初のEMを活用した生ゴミ処理の研究を始め、県内はもとより県外やEMを国策として取り入れている海外への視察も行いました。
▲ EM関連商品異業種交流会の成果
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▲ 「EM関連異業種交流会」のEM商品やEM野菜を多く取り扱っている"EMプラザ"
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▲具志川市産のEM技術応用関連商品の数々
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「EM関連異業種交流会」は1996年に発足し、EMに関し、会員のそれぞれの持つ独自の経営、技術などに関するノウハウや情報を相互に交換し、相互啓発を行うことによる新たな事業展開の可能性の追求、地域の活性化を目的にEMを各種産業に取り入れ、健康・環境にやさしい付加価値をつけた商品の研究・開発を行ってきました。その成果
は、さまざまな市産品として開発されています。
「EM建築研究会」は、1998年に住まいと建築環境の改善を図り、共存共栄の社会と地球環境の保全に寄与することを目的に発足されました。EMによる建築工業分野への有効利用について情報交換および実践研究を行い、現場レベルでの検証や実際の建築物にEMを活用しています。
▲EM活性液、EM・Zセラミックスパウダーをコンクリートに混入し、圧縮強度の試験を行っている
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<行政での取り組み>
市民レベルの活発な活動に触発され、行政においても積極的にEM技術を取り入れてきました。
最初に取り組んだ事業は、豚糞尿や生ゴミの畑地還元です。農業生産体質強化総合推進対策事業の一環として、有機質肥料の増設により、農作物の安定生産を図ることを目的として、兼箇段(カネカダン)堆肥生産組合堆肥舎の建設が行われました。畜舎から出る豚糞尿を使用して液肥や堆肥を製造する過程でEMを活用し、豚糞尿の畑地還元を促進するのです。また、生ゴミを出さないように、EMボカシを使った生ゴミ処理器の助成を開始しました。
▲ ナスの栽培ハウス 土づくりには堆肥に加え、EMボカシ、EMセラミックスパウダーを使用
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▲住宅地にある養豚場
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▲EMを使用してから養豚場特有のいやな臭いがほとんど消えた
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また、具志川市立図書館は、世界初のEM浄化法とその処理水の中水リサイクルシステムを導入しました。単にEMによる処理水の水質向上を目的とするだけでなく、水資源の乏しい沖縄において、いかに水資源を活用していくかという観点から企画されたものです。その効果
は、水資源とその経費の節約にとどまらず、EMの持つ抗酸化力によって、浄化槽設備の延命や処理水を清掃に使うことでカーペットなどの汚れ落ちが良いなど施設の衛生面
においても発揮されています。
EMは市の建築分野にも用いられています。野外レクリエーションセンター・バンガローと川崎小学校プールにEM技術は導入されました。両施設とも、塗料に含まれるトルエン・キシレンや塩素などの化学物質による人体への影響を防ぐことと、EMの持つ抗酸化力を活用した施設の延命化を図るなど、環境にやさしい施設づくりを目的としています。
▲ 利用者と環境にやさしい野外レクリエーションセンターバンガロー
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▲ 市立川崎小学校 アトピーの子供たちも安心して入れるプール
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現在、ゴミ焼却時におけるダイオキシンの発生が社会的問題になっております。具志川市にも中部北環境施設組合のゴミ焼却場がありますが、そこでは、ゴミピットとガス冷却水へEM活性液、EM・Z、EM・Zセラミックスの混合液を散布しております。
▲ 中部北環境施設組合のゴミ焼却場
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EM活用の効果としましては、焼却場特有の悪臭やハエ・ゴキブリの発生が抑制されております。更にダイオキシンの抑制の可能性もあることからその実験も行われています。
▲ 連続培養装置よりゴミピットとガス冷却水へEM活性液を散布
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<プロジェクトチームの発足>
市民、EM実践研究会、行政の積極的な活動により、本市でのEMの知名度が徐々に高まってきました。加えて、県内外のEM関係者からも「具志川市はEM発祥の地である」との声も聞こえてくるようになりました。手前味噌かもしれませんが、私はそう感じております。このような経緯から、市民の声として、「EMをもっとまちづくりに活用してはどうか」との意見が聞こえるようになってきました。
EMに関する活動だけではなく、他のさまざまな分野において、環境を考える取り組みが始まっています。これは、自然破壊と環境汚染を引き起こす原因の一つであるこれまでの生活を反省しようという思いから来るものであります。環境を考えた取り組みは、個人レベルにとどまらず、企業や国家レベルでも取り組みが始まっており、地方自治体でも積極的に取り組むものであると考えます。
そこで、これまでの市民や行政の取り組みに加え、環境を考えた行政のあり方と21世紀へ向けた新しいまちづくりに取り組むべく、1998年に市の政策の中に「EMによるまちづくり」を取り入れることを決意し、1999-11 EMフェスタ994月付けで「環境にやさしいEMによるいやしのまちづくり」をコンセプトに、「
具志川市EMによるまちづくり推進プロジェクトチーム」を発足しました。リーダーを中心に5つの対策班があり、メンバー25人が、兼務ではありますが業務を開始しています。
プロジェクトチーム発足以来、さまざまな分野でEMを導入し、「いやしのまち・具志川市」づくりに取り組んでおりますが、やるべきことはまだまだたくさんございまして、手探りで進めている状態であります。今後、これまでの考察をもとに、新たな分野への導入を検討し、実施していかなければなりません。その一環として、全国でEMを活用している市町村、ならびに関係団体のネットワークづくりを推進するために、「EMサミット」を2000年1月28日に具志川市において開催いたします。今、その準備に取りかかっている段階であります。また、EM関連研修施設の建設の取り組みを始めさせていただいております。また具志川市においては、地域新エネルギービジョン策定事業など、環境を考えるさまざまな取り組みを行っており、これらの事業とも絡めながら、EMによる「いやしのまち・具志川市」を目指すとともに、21世紀に向けた新しいまちづくりのあり方を提言できるよう努力していきたいと思います。
少ない時間で、大急ぎでご報告させていただきましたが、今後ともEMの仲間を増やし、生活環境、地球環境をみんなで良くしていくために頑張っていきたいと考えております。ご清聴ありがとうございました。