EMフェスタ99 > 発表大会


事例発表 No.12
1999.11.7
EM・X投与の各種癌治療の事例について
The Theater Event --------
Effectiv Microorganisms



 
 1925年福岡県生まれ。1950年慶応義塾大学医学部専門部卒業。大学では大脳生理学の研究を行った。医学博士。1951年埼玉 県大和町(現和光市)にて内科・小児科開業。1989年 4月埼玉県和光市市長初当選。埼玉 県朝霞地区医師会長。外務省国際緊急援助運営委員会委員。ボリビア国立サンアドレー大学医学部名誉教授。社会福祉法人三芳厚生福祉会特別 養護老人ホーム「三芳園」及び老人保健施設「むさしの苑」理事長。埼玉県和光市長。趣味は登山と読書。
田中 茂
(たなか しげる)
埼玉県 和光市市長・朝霞厚生病院理事長



 現在までに、EM・Xを用いた治療の本を2冊ほど発表しております。1冊は「EM・Xが生命を救う」。現在も売れており、皆様から好評をいただき、そのために私もたいへん忙しい思いをいたしております。全国から毎日のように手紙やファクシミリが届きます。電話も所かまわず来まして、私の市庁舎にも来ます。役所の業務がありますので、市の方ではさすがにお受けしておりません。それに手紙も返事をくれというのが多いんです。返事を書く時間がございませんので、全部電話でお返事し申し上げております。1日平均15件の問い合わせがありますが、私はそれを土・日の休みの日と祭日、あとは夜、ご返事を申し上げております。
 最近は特に癌をご心配の方が増えてまいりました。ですから、今日は、癌についてEM・Xがどうであるか、現在までの経緯をお話ししていきたいと思います。
 私の所にお話が来るのは、医者にかかって末期であるから、医者にも見離されたから助けてくれというのが大部分であります。初期だというのは本当に少ない。大部分が末期ですから、本当ならもっと早く相談に来てくれれば助けられる人も増えるのだけれど、なかなかそうもいきません。しかしながら、末期の人でも助かっている例はずいぶんございます。
 それはどういう例かと申しますと、末期で手術も手遅れである、医者の方もこんな状態なら抗癌剤もやらない、放射線療法もやらない、そういう方がむしろ助かっております。というのは、抗癌剤をやるというのは、EM・Xの効果を弱めてしまうからなのです。放射線治療も同じです。
 しかしながら、本人が抗癌剤をやりたくなくても、やれというお医者さんが多いんです。特に初期の場合は多い。電話などでご相談される方は私の病院で診ることができない遠方の方が多いので、地元の主治医との人間関係も大切にしなければなりません。抗癌剤も放射線もやらなければ病院から出ていけと言われそうだと心配される方もいらっしゃいます。ですから私も、初期の方は抗癌剤もやりなさい、放射線治療もやりなさい、しかし、やらない方が本当はいいんですよと付け加えております。ここらへんは難しいところです。
 しかし、それでもEM・Xの効果はございます。効いているのか効いていないのかの判断はどうするんだという疑問もあるでしょう。それにお答えします。
 癌の種類によりまして、腫瘍マーカーというものがございます。ある種の癌が特殊なタンパク質を出すのです。肝臓癌ならば、アルファフェトプロテインというタンパク質が増えてきます。これを腫瘍マーカー、癌の目印といい、癌によって皆違うのです。癌が治ってくれば、この腫瘍マーカーの値もどんどん下がってきます。悪くなれば増えます。
 どういうふうに下がってくるかというと、たとえば抗癌剤がある種の癌には効く場合もあり、そのときには下がってきます。抗癌剤は、一般に血液の癌や子どもの癌、白血病には効きます。しかし、肝臓癌にはほとんど効きません。放射線治療も肺癌には効果的ですが、使う量は決められています。使いすぎると副作用で逆に死んでしまうのです。回数でいうと30回ぐらい。これ以上はできないのです。
 ところが、EM・Xを飲めば、ほとんどの場合、この腫瘍マーカーの値が下がってきます。相当な進行癌でも約1ヶ月たつと下がります。2ヶ月、3ヶ月たつとどんどん下がります。助かる人は腫瘍マーカーの値が上がらなくなり助かるんですが、相当進行している人は、ある程度使っていてもまた上がってきます。こういう方は気の毒ですが、しかし、症状が軽く痛みが無い、食欲があるなど、いろいろな意味でEM・Xの効果が出ています。
 私も臨床医としていろいろな薬を使っていましたけれどEM・Xのような働きをするものはありません。EM・Xを使われたお医者さんは、みんな私と同じ意見を持っているだろうと思います。この大会では、隣でお医者さんが集まって発表を行っております(W.I.E.C国際環境癌学会・アジア支部第5回国際大会)。学術的でなく、一般の皆さんに分かるように話してくれということで私はこちらになったのだと思いますが、私にとってはそれもありがたいことです。1日に15人の患者を診察している私は、症例としてはかなり多くの患者さんを診ていると思います。実際の患者さんのお話を皆さんにたくさんお話できますから。
 私の病院では、重い人は希望があれば入院させております。あまりにも末期の方には点滴治療を行っています。そんな末期は引受けなければいいじゃないかという声もありますが、どんなに末期でも最後の努力をしてあげることは医者の努めだと信じております。ですから、入院している人が仮に命を落としたとしても、家族の方からは苦しまなくて良かったと感謝を受けております。私にとっては、このEM・Xと出会ったことで、患者を治す武器を持ったと感じております。
 特に、私は癌に対して生命をかけております。そして、いろいろな人とお話しする機会を得まして、近代医学の無力さを医者はもっと知るべきであると感じています。あまりにひどい症状の時に抗癌剤を使うのは良くないんです。多臓器をいっぺんに摘出する手術もやらない方がいい。では、どうすれば良いか。EM・Xを使えばいいんですよ。
 慶応大学の私の後輩で近藤という医者がおりますが、彼は、「癌なんか切るな」と言っているんです。切っても切らなくても寿命は同じだと。しかし、EM・Xを使えば寿命は延びるんです。とにかく、私は多くの臓器を取る手術はやらない方がいいと考えています。第一、患者さんがつらい。切ったので当然痛い。抗癌剤で髪は抜けるし、食欲もない、猛烈にだるく吐く。少なくとも手術をしないで抗癌剤を飲まなければそういう苦しみはありません。そういうわけで、私は末期になったのなら、医者も手遅れと言っているのなら手術はするな、EM・Xにかけなさいと言います。他の医者にも言うのです。「なんで切るんだ」と。
 ある医者は、切ることによって延命できると私に答えますが、これまでの臨床例から、この行為が死期を早めることになることはおおよそ分かってきています。これを若い医者は分からない。私の息子は43歳の医者ですが、最近ようやく、全国から私に届いた手紙を見て分かりつつあります。若い頃は、私も西洋医学が万能だと思っていました。しかし、人の命を診続け、50歳くらいを過ぎませんと本当の医学が分からないんです。ですから、私は病院でそういう医者たちも育てているのです。
 現在私は、EM・Xとビタミン剤を併用するように言っております。ビタミンAとかビタミンB、C、Eなど。なぜかというと、これはみんな活性酸素を除去する働きがあり、EM・Xと同じです。でも、EM・Xより力がはるかに弱いんです。しかし、薬には相乗効果というものがあり、いくつかの薬を組み合わせ飲むほうが一つの薬を飲むよりも効くというのは近代医学の鉄則です。ですから、できればビタミン剤も飲みましょうと言っているのです。
 癌をやっつけるには武器は多い方がいい。でも、今のところEM・Xに肩を並べる武器はありません。私もいろいろと研究はしております。今、癌の患者が秋田県の玉川温泉というところに行くんです。私もどういうところか行ってみました。そこには300〜400人の癌患者が温泉に入っていました。私は秋田大学医学部に問い合わせましたが、大学側は「玉川温泉は効きません」と言い、秋田県庁も「そういう風評はあるが、効きません」という返事がありました。
 私は慶応大学で温泉学という授業を、道楽で学んだことがあります。だいたい温泉というのは皮膚病やリウマチ、神経痛に効くとあります。何が効くのかというと、身体の温度を高めて疼痛を取ってやる効果が一番なのですが、しかし、実際に効用がある温泉もあります。特に、皮膚病やアトピーに効く温泉は本当にあるんです。これは何が効いているのでしょう。温泉の水と普通の水との違いは、ミネラルの含有量です。温泉の水にはミネラルが大量に溶け込んでいます。皆さん、温泉に行くと上がり湯をかけますが、本当は何もかけずに、皮膚からミネラルを吸収させてから出るのが一番いいんです。あまり一般には浸透しておりませんが。
 ですから、私はミネラルの含有量がどれくらいであれば、身体に効果があるのか、含有量が高ければいいということは分かっておりますが、どれくらいならいいのか、そういうことも比嘉先生の知恵を借りながら調べたいと思っております。温泉を人間の身体に効かせるためにはどうすればいいかということですが、その根底にはやはり、EM・Xと一緒に活用するというのがあります。温泉の力はEM・Xのように強くはありませんが、西洋医学の伝統である相乗効果は狙うべきであると思うのです。
 現在、一つの病気に効く薬は厚生省も薬として認めます。しかし、EM・Xのように何にでも効くものは薬としては認められません。朝鮮人参と同じです。そういうことを考えますと、私は医者として、EM・Xをさらに良く効かせるための技術を開発して、死んでいく人を1人でも減らすこと。これが今後の医療が目指すものではないだろうかと考えます。
 比嘉先生がお医者さんならば、もっと良いアイディアをいただけるのではないかと思うのですが、日本では医者以外が患者を診てはいけないという制約があります。しかし、研究をするならいいのです。私は、比嘉先生はノーベル賞をもらう人だと思っています。非常に博学で、比嘉先生の隣にいるととても私では太刀打ちできません。この能力は、日本の宝だと思っております。農業でも環境でもあらゆる循環型社会を構築しようとおっしゃっている。しかし、人間は循環して死んじゃったら困りますね。子どもと循環することはありますけれど、なるべく長く生きて循環しないで、そして社会のために尽くしたい。このへんのアイディアは、今後また比嘉先生によいアイディアをいただいて、さらにこのEM・Xを高めていきたいと思います。
 最後に、個人的に皆さんに報告することがございます。私が最初にEM・Xを使ったのは、肝臓癌の患者であった私の家内です。家内は肝臓癌以外の病気で今年の6月に亡くなりました。腹部大動脈閉そく症という病気で、緊急手術しないと両足の切断ということになり、某大学医学部で手術をしましたが、18日間意識不明のまま亡くなりました。ただし、長年の肝臓癌で亡くなったわけではございません。13年、癌で生きたというのは、日本でも記録に留めるほど長く生きたということ。EM・Xに深く感謝しております。
 以上をもって終わります。どうもありがとうございました。