EMフェスタ2004 > 比嘉照夫メッセージ



ごあいさつ

EMフェスタ2004実行委員会委員長 比嘉 照夫

EMフェスタ2004にあたって

 EM(有用微生物群)の公開研究会が始まって21年目を迎えることになりました。当初は農薬や化学肥料の代替技術として開発され、(財)自然農法国際研究開発センターの協力により、自然農法や有機農業への応用技術として、国の内外に普及を行ってきました。日本土壌肥料学会のようにEMを学会の見解として否定した非常識な学会もありましたが、いずれもEMが生き物であり、使い方次第であるという観点が欠如した結果によるものです。

 今やEMは農業はもとより、畜産、水産を含め一次産業全般に応用されているばかりでなく、二次産業の分野にも広く使われるようになっています。また環境分野においては、ゴミのリサイクル、水や空気や土壌汚染対策、電磁波対策等とあらゆる分野で活用されています。

 青森県をはじめ多くの県が県の方針としてEMの活用を進めており、財政難の現今においてEMは地方自治体にとって不可欠なものとなりつつあります。年々増大する環境対策費や医療費は国や自治体の財政をいびつなものにしています。

 この問題の本質的な解決のためには環境を汚染するライフスタイルや生産スタイルを環境を積極的に浄化する仕組みに変え、病気にならない生活習慣を確立する必要があります。EMの持つ蘇生力(シントロピー)はエントロピーの増大を抑制し、安全で快適、低コストで高品質で持続可能という本質的な解決法を我々に与えてくれます。
 コスタリカのアース大学や韓国の全州大学などEMを全面的に取り入れる大学も増えています。また国連の多くの機関(UNDP,UNEP,UNIDO)もEMを活用するようになり、国家プロジェクトとしてEMを取り入れる国も年々増加しています。したがって、EMは当初の公約通り着実に人類共有の公器となりつつあります。

 この大会を通し、国の内外から参加された多数の皆さんが最新のEM情報の交換を行い、親交を深め、EM技術の究極の目的である「望ましい未来型の共存共栄社会の構築」に楽しく参加できることを期待しています。
平成16年11月13日