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EMフェスタ2004 専門分科会
上運天 健(かみうんてん けん) 沖縄県 具志川市役所

プロフィール:
昭和48年3月7日生まれ
平成 7年 具志川市役所 商工観光課 勤務
平成11年    〃      〃   
      EMによるまちづくり推進プロジェクトチーム 事務局

上運天
 皆さん、こんにちは、具志川市の上運天です。よろしくお願いします。先輩方の前で、具志川市の取り組みを発表するのは恐縮なのですけれども、現在、具志川市が取り組んでいる、「EMによるまちづくり」について、私の方で、発表させていただきます。



 まず始めに、沖縄県具志川市といいますと、「EMのふるさと」ということで、今、言われているのですけれども、それ以外にも、具志川市というと、闘牛がすごく盛んな地域でありまして、全国でも、1、2を争うほどの闘牛の盛んな地域です。犬を散歩させているかのように、具志川市では、牛を散歩させている風景もあるぐらいです。明日も、沖縄県で一番大きな闘牛大会が、具志川市の方で開催されますので、よろしくお願いします。



 具志川市では、以前よりEMに対する活動が盛んな地域でありまして、もともと微生物応用研究会、EMを研究する会なのですけれども、任意団体が100名ほど居ました。そのほか、異業種交流会、それと、建築研究会などもございます。「EM」という言葉がすごく盛んで、取り組みもすごく盛んな地域であったのですけれども、平成10年、現市長であります、知念市長が、選挙の時の公約の一つとして、「EMによるまちづくりを行う」ということを掲げられました。当選翌年の平成11年4月、具志川市の方で、「EMによるまちづくり推進プロジェクトチーム」として、庁舎内でプロジェクトチームを発足して事業を展開しています。現在では、プロジェクトチームの職員は23名居まして、事務局が商工観光課で、私を含めて3名で、専属の事務局ということで事業を展開しています。プロジェクトチームの主なメンバーといたしましては、企画、農林水産課、環境課、また、教育委員会、そういった方々の意見・助言をいただきながら、町全体でEMを取り組んでおります。



 こちら、世界的にも有名な具志川市立図書館、EM浄化法を取り入れています。こちらは、1991年に開館いたしまして、そのときから浄化槽にEMを活用しています。中水として、その水を再度利用しています。もともと水道料金は、中水を活用しないということで、120万ほど予定していましたが、現在、EMを活用した中水を利用するということで、水道料金は、月々5,000円弱、年間にすると約6万円弱ということで、水道料金の大幅な低減にもつながっています。



 具志川市立図書館の浄化槽なのですけれども、中水として再度利用するということで、水質が一番問われます。「日本の水道水の水質基準が世界で最も厳しい」と言われていて、「約47項目から48項目クリアされないと、飲料水として認められない」と言われているのですけれども、市立図書館の浄化槽の水は、4項目を除いてすべてクリアされます。このクリアされていないというのが、まず、においがあるということと、色と、もう一つ、大腸菌群が、たまに1個〜2個検出されます。この浄化槽の中から、1個〜2個の検出があるかどうか。もう一つが、EMが入っていますので微生物が居る。この4項目を除いたら、すべてクリアされるほど、きれいな水が出てきます。この水自体、前者の色とにおいにつきましては、肉眼では、まったく確認できないほどです。お手元に、コップにこの浄化槽の水をついで出されると、飲み水と間違えて飲んでしまうほど、透明な水が出てきます。この水を、中水として再度利用しているのです。
 また、この水は、EMが入っていますので、浄化槽が開館以来13年たつのですけれども、汚泥のくみ取りが一度もございません。また、モーター類は、EMの持つ抗酸化力のおかげで、通常、「5年に1度のモーターの交代」と言われているのですけれども、具志川の市立図書館におきましては、モーターの交代等もございません。ですから、こういった維持管理、また電気料、そういった水道料金、いろいろな面での波及効果をもたらして、今現在、運営されています。
 ちなみに、チェーンが水に漬かっている部分があるのですけれども、このチェーンが水に漬かっている部分は、逆に光っています。通常水に漬かるとさびてしまうのですけれども、よく視察に来る皆さんが「視察が来るから、わざわざチェーンを変えたんじゃないか」と言うほど、すごく光っているチェーンですので「百聞は一見にしかず」、ぜひ、具志川市立図書館を何らかの機会で、ご覧になっていただきたいと思います。
 そのほか、具志川市の方では、公共施設といたしまして、バンガローでしたり、プール、そういったところにもEMの活用を行っているのです。平成11年にプロジェクトチームが発足以降に取り組んだ事例ということで、紹介させていただきたいのですけれども、現在、こちらの方でも、医学会議でしたり、建築会議、いろいろな部分でEMが応用され活用されています。具志川市におきましては、行政が取り扱うということで、多くの部分で活用されているEMなのですけれども、農業や環境、教育、そういったところに、ちょっと重点を置きまして、市民のどなたでも理解ができる、また、いろいろと効果等の明確な部分ということで、現在活用して、まちづくりに取り組んでいます。
 これが、養豚農家なのですけれども、具志川市も、約1万8,000頭から2万頭の豚が居ます。その中で、悪臭を緩和するということで、まず、畜舎へのEM散布を行っています。



 シルバーの方に委託して、養豚場に散布しているところなのですけれども。基本的には、飲ます・食べさす・散布する。この3つを行って、悪臭の緩和にずっと努めています。これは、市内で養鶏をやられているとこもあるのですけれども、同じように事務局から指導に行って、いろいろと事業を展開しております。



 EMのスタートが、農業からスタートしたということで、委託補助を設けまして、プロの専業農家さんに、通常のハウスは、今まで通りの農業。もう一つのハウスにつきましては、EMハウスとして、EMを使っていただきたいということで、委託補助を設けて、比較検討を行っている状況です。当初、2農家に「こういったEMハウスをやっていただけないか」と市の方からお願いをしたところ、1農家は、すぐ見つかりました。この方は、山口さんという方なのですけれども、二十数年農業をやられていて、具志川市のJA野菜部会の会長をなさっている方です。具志川市の農業委員もなさっているのですけれども、この方に、「あと1農家、探していただきたい」ということを要望したところ、EMをやってくれる農家さんが、なかなか居なかったという現状がありまして。本人が、やむなく農業委員をやっているということと、また、野菜部会の会長をやっているということで、「役所からのお願いだから、しょうがないから私が引き受けます」ということで、引き受けていただきました。
 本人が引き受けることを渋った一番の理由として、本人も農業のプロなものですから、今までずっといろいろな農法を試してきて、現在に至っているということで、実際、10年ほど前に、EMを活用した農業というのをしたそうです。そのときに、ものの見事にすべて失敗して、EMは、もう、これ以来触ったことがないと。ですから、本来でしたら入れたくはないのだけれども、役所のお願いだから、じゃあ、私が引き受けますということで、実際、やっていただいたのです。引き受けていただくときの条件として、土作り、「農業というのは、1年や2年でできるものではないから、1年後に良い結果が出たとしても、私は、コメントはできません」と。「悪い結果が出たとしても、コメントはできない」という条件でした。
 というのは、たまたま良くなったり、たまたま悪くなったりということで、EMが、どうの、こうのということは関係ないかもしれないから、長年野菜を作っていて、1年や2年で分かることはないから、そういったコメントはできないという条件の下で引き受けていただいたのです。1年目が終わるときから、本人いわく、「木の勢いが違う」ということと、実際、1年後収穫が終わった後に、農薬の散布量が減り、また、収量が上がりました。収量が上がったことと、農薬の散布量が減ったことには、本人は、大して驚くというのがなかったのですけれども、終わった後に、農業フクヨウショの方から、土の検査をします。そのときの土の良さに、本人、すごくびっくりして、「こういったのは、今まで見たことがない」と。
 現在では、「ハウス全体をEMハウスとして、ブランド化してやりたい」という話も来ています。本人の希望で、「毎年1回野菜部会の方々を集めて、今のEM農法というのを、プロジェクトから紹介してほしい」と。「体験談を、私が話をする」ということで、現在では、毎年1回、こういった活動を続けて、この方ほど、EMを使っている方は居るかなと思うぐらい、すべてEMを使っております。



 そのほかに具志川市の方では、現在30の公民館に分かれていますけれども、その公民館を中心として、モデル地区事業というのを開催しています。現在では、30の自治会のうち、29個所の自治会が、モデル地区の指定を受けまして、毎月1回講習会を開催しています。これは、現在、当初はEMの活用方法ということで、全員で勉強会を行って、皆さんでEMを使っていただいています。これは、勉強会を行っている風景です。




これは、ボカシ作りです。地域の方々で、皆さんでボカシを作っています。29個所で毎月最低1回行いますので、年間しますと、地域で約300回、こういった講習会を具志川市公民館で開催しています。
 そのほかに、生ゴミ処理、また、生ゴミのボカシ作り、石けん作りも開催しています。皆さん、廃油石けんをご存じだと思うのですけれども……。私も廃油石けんで手を洗うと、手が臭かったのに、余計、廃油で臭くなるという、そういった状況があって、なかなか廃油石けんを活用しなかったのですけれども。具志川市が作っている、EMの廃油石けん。29個所の公民館、すべてで作っているのですけれども、皆さんが、競い合って、油処理、そういった独特の手法を設けて、現在では、液状の石けんも作るのですけれども、女子高生がお風呂に入れるぐらい、すごくいいにおいのした石けんができています。
 琉球大学の大学院の方にいろいろと協力していただいて、成分検査をしていただいたのですけれども、環境と人体に与える影響がすごくいいというデータも出ています。それから現在では、具志川市の公民館30個所あるのですけれども、毎回のように10個所は、いつでも石けんを作っているという状況であります。



 こちら、EMの活性液です。具志川市の方では、市内29個所。先ほどのモデル地区に29個所と、小学校1校、具志川市役所の地下の方で、EMの活性液を無料で配布しています。活性液といいますと、質が悪い場合もあるのですけれども、具志川市は、地元に熱帯資源植物研究所さんがありまして、そちらから活性液を無償で提供していただいています。この活性液の質が、ほぼ生菌1号に近い、すごくいいものを市民の方へ無償で提供しています。たまに市外の方が、もらいに来たりするのですけれども、市外の方には、分かる範囲では、あげないようにしています。量的に言いますと、約年間300トン無料で配布していますので、300トンを皆さんで使っていただいているということです。具志川市、ほとんど、どの地域に行ってもEMを活用することができます。



 プロジェクトチームが発足した当時、2000年なのですけれども、そのとき沖縄県でサミットがありまして、それに、ちょっとかけてといいましょうか、EMサミットというのを具志川市で開催しました。北は、北海道の恵山町から、南は具志川市までということで、全国から区議長さんに集まっていただいて、町のイベントとして行ったのですけれども。現在では、具志川市事例発表会ということで、毎年1回、地域のモデル地区の活動をされた方でしたり、学校関係で活躍されている方でしたり、また、野菜関係を作られている方の事例発表会というのも、現在も継続して行っています。



 具志川市では、「EMイコール具志川市」となるようにということで、いろいろとまちづくりで仕事を進めています。行政視察、また、一般の視察も受け入れまして、極力、具志川市にお金を落としていただきたいという思いで、今、視察につきましては、ほとんど受け入れて行っています。年間、約40団体から60団体の視察が来ます。



 こちら、一番左側に、プリン石けん。ペットボトルに入っているのが、先ほどの石けんです。それ以外にも、具志川市は、焼き物でしたり、塩、ちんすこう、お米、豆腐もそうなのですけれども、EMを活用した製品というのが多々あります。具志川市に行きますと、ほかの地域で見られないように、EMの看板とかも見られるぐらい、現在では、具志川市で「EM」と言えば、誰でも知っている状況です。
 今回、「教育」ということで、いろいろと進めてもらっているのですけれども、そのほかに具志川市の方で、現在総合的学習の時間、学校教育があるのですけれども、その中で、先生方の協力を得て、学校で授業を行っています。



 高江洲小学校というところなのですけれども、全校生徒でEMの授業を行いました。







 ボカシを作っているシーンです。これは、体育館で授業を行っているのですけれども、「EMというのを、おうちで使っている人」と聞くと、これだけの人が手を上げて、皆さんEMを自宅で活用しているということです。
 現在13小中学校ありますけれども、9つの小中学校でEMの授業を展開しています。多いところでは、こうやって高江洲小学校のように、学校全体で。少ないところでしたら、グループ単位・クラス単位・学年単位ということで、授業をずっと展開しています。別の中学校では、昨年度でしたら合計70時間ほど、EMの授業ということで、学校の方で授業をさせていただきました。



 これは、同じ高江洲小学校で、生ゴミボカシを作っているところです。これを活用して、皆さん給食の残りを生ゴミ処理いたしまして、ジャガイモ畑を作ります。全学年で、全クラス、畑に生ゴミ処理をして返していって、自分たちで、もう一度作物を作っていきます。そのときには、EMをふんだんに使って、すべてEMづくしの畑を作っています。去年から行って先生方、また、地域の方々の協力を得ながら進めているのですけれども、「畑の土が全然違う」という話を、皆さんおっしゃっています。



 先ほどのモデル地区の豊原自治会というのがありまして、近くを通る農業用水路があります。皆さんが土団子を作って、地域の方たちと一緒に、ここの廃水を浄化したいということで、子どもたちと一緒になって、ずっとやっています。当初はEMを点滴状に落としていたのですけれども、一度私が行って一気に1トンほど流してしまって、そしたら、魚とかが浮いてきてしまって、ちょっとびっくりしたこともありました。それ以来、慎重にやるべきだなと思いながら、こうやって、子どもたちと一緒になって取り組んでおります。







 こちらは、また別の小学校で、兼原小学校です。先生方が、EMを活用して環境浄化の授業を行っているところです。これ、サングラスをかけたり、マスクをかけていますけれども、こちらは、子どもたちと一緒に、石けんを作っているところです。このときは、カセイソーダが薬品な物ですから、吸い込まないようにということで、皆さんマスクをしたり、いろいろとやっているのです。先ほど言った、どこにもないような、すごくいい石けんを、子どもたちと一緒に、楽しく作っております。



 そのほかでは、天願小学校で去年から6年生が全員で授業に取り組んで、生ゴミボカシを作って、生ゴミ処理をして花壇に返していく、そういった授業を、ずっと展開しています。先生が、すごくEMに対して積極的といいましょうか、すごく理解がある。また、このEMを、おもちゃのように面白おかしく使って、授業に展開していて、見ていて感心するような学校なんです。
 実は、こちらの方で、去年、私が指導しに行って生ゴミ処理を行ったら、1クラスから失敗してしまって、虫が出てしまいました。そしたら、子どもたちが、すぐ役所に来て、「こうこうで、虫が出たんだけれども」ということで、新たにもう一度指導をすると、それ以来失敗がなく、ずっと順調にいったのです。今年も生ゴミ処理をやりたいということで、ボカシ作りを次の6年生に説明をしに行ったときに、先生に、私から「どのクラスかが一度必ず失敗しますので、この生ゴミ処理に関しては、念を押して教えたい」ということで話をしますと、先生から、「一度は必ず失敗をさせたい」と。「失敗させて、そこで、もう一度学ばせたいから、同じことは、2度は言わなくて構わない」ということでした。子どもたちに失敗を繰り返しながら学ばせてあげたいという、すごく面白い女性の先生なんです。
 具志川市の学校にまいりますと、トイレには、ほとんどEMの活性液が置かれています。これには、私もちょっとびっくりしました。皆さん、EMを使ってトイレの掃除とかを行っているのです。そのほかに、先日、たまたま行きますと、「今からグループ学習があるから、ちょっと見ていかないですか」といわれたので見に行きますと、1つのグループがEMの勉強を、ずっと半年ほどかけて行っていて、独自で勉強して、独自で発表ということで、見ていて私も、ちょっと感心したのです。
 きょうも、実は、こちら、天願小学校の方から案内があったのです。具志川市の市民芸術劇場という所で、ウチナァグチ大会。沖縄方言の英語スピーチじゃないですけれども、ウチナァグチスピーチというものがあるのですけれども、そこで、6年生の子どもたちが、EMをテーマにウチナァグチを、きょう、行っているのです。こういうふうに、具志川市の学校というのは、どこに行っても、皆さんEMを使っているという状況に、今、あります。



 これは、6年生の子どもたちで、川に団子を投げようとしているところです。これも地域の自治会と、この学校が協力して、環境浄化ということで、具志川市の天願川、旧河川敷なんですけれども、そちらの方に2年ほど前からずっと、EMを流したり、団子を作って投げています。現在では、ここに、蛍がよみがえってきています。これは、決してEMだけのおかげということではないと思うのです。浄水の整備とか、そういった部分も兼ねてだと思うのですけれども、子どもたちにとっては、環境、川に対する意識、そういった部分が、すごく根付いてきています。



 こちらはまた別の地域で、子どもたちが昆布という地域の自治会と一緒になって、団子を投げているシーンです。やはり地域の方々が、EMに取り組んで、それを、子どもたちと一緒にやりたいということが、すごく多々あります。それから、子どもたちにEMというのは、すごく難しいものですから、まずは、おじいちゃん、おばあちゃんが、昔は、この川はこうだったという勉強会をやって、生物の勉強をして、その上でEMの話をして、環境浄化というふうに結びつけて、各地域、皆さん、自分の河川は自分たちできれいにするということで、いろいろと取り組んでおります。  






 これは、中学校です。この子たちと70時間ほど、ずっとEMの授業を行って、石けんを作ったり、それから、畑を作ったりしました。この子たちには、EMは、もう、すべて教えたというぐらいEMを活用しました。先日、「沖縄県中学校総合文化祭」が、沖縄コンベションセンターであったのですが、そこでもこの子たちが、具志川市のブースということで、EMの取り組みをすべて発表してきております。去年、「学びピア沖縄2003」というのが、沖縄県の教育委員会の主催であったのですけれども、そのときには私たちも、具志川市を代表して、EMのブースを作りました。



 子どもたちが2人、前にジャージを着ていますけれども、具志川市の方でも、インターシップということで、子どもたちの受け入れ等を行っています。そのときには、できるだけEMプロジェクトチームの方では、「まず、EMは……」ということで、いろいろ勉強を教えて、具志川市の役所の仕事というのは、こういったものですよというのを教えながら、子どもたちは、すべて受け入れを行っています。
 そのほかに具志川市では、ケナフ作りを行った赤道小学校でしたり、EMの勉強会を父母同伴で行う川崎小学校。また、米のとぎ汁を活用している田場小学校、具志川小学校。先ほどありました、高江洲小学校からは、「自分たちの学校でも、あまりにも頻繁にEMを活用するものですから、タンクを設置してほしい」ということで、高江洲小学校にはタンクを設置しています。そのほか、具志川市には、安慶名中学校、具志川中学校、東中学校、高江洲中学校があるのですけれども、こちらの4中学校の校長先生の方から、「ぜひ、学校にもタンクを設置してほしい」と要望を受けています。
 実は、学校で頻繁にEMを活用するので、校長先生が、子どもたちに、水管やペットボトルを持たせて、近くの公民館に、いつも取りに行っていたそうなのです。そしたら、必ず、区長さん、また、書記さん、地域の方から、「お宅の学校の子が、EMを盗んでいる」ということで、校長先生に電話がきます。これが、ちょっと頻繁にあるものですから、できれば、学校に設置してほしいということでした。
 それで、今、準備は進んでいるのですけれども、ただ、私の方から、「設置をする前に、全先生に、EMの使い方を教えたい」とお願いしています。先ほどの農業分野もそうなのですけれども、生ゴミ処理にしても、EMの活用方法を、一つ間違えてしまいますと、また、「EMは駄目だ」とか、そういったことになってしまう。市の方で、いろいろと進めているEMでもありますので、EMの活用方法をきっちり分かった上で、タンクを設置して、皆さんに使っていただきたいという思いがあるので、「EMの使い方を分からないままに、タンクの設置をすることはできませんので、必ず、先生方全員の勉強会を行った後に、タンクを設置します」ということで、現在、タンクは買って準備はしています。
 具志川市は、ほぼ1号に近いEM活性液を約300トンは、無償で提供していただいています。市の方といたしましては、今年度が約800万、例年、約1,000万の予算を取りまして、先ほどのモデル地区事業でしたり、学校関係、そういった事業につきましては、極力、市の方から、すべて予算を出して、地域活動ということで、ずっと事業を展開しています。



 こういった感じで、いろいろと現在展開しているところでありますので、また、何かありましたら、具志川市の方に遊びに来ていただければ、私の方で、いろいろ案内したいと思います。どうもありがとうございました。

瀬古
 上運天さん、ありがとうございました。具志川市は、平成11年度から「EMによるまちづくり推進プロジェクトチーム」という形で、役所内にプロジェクトチームを設けて、積極的にEMを推進しております。後ほど、パネルディスカッションの方では、やはり、皆さんが興味ある、例えば、一般のボランティア、あるいは、学校からどうすれば行政に話を持っていくと受けやすいかなど、突っ込んだ話も聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。
 では、次の発表に移りたいと思います。船引町商工会女性部の佐瀬千春さんの方から発表していただきます。よろしくお願いします。