(ビデオ上映)
−− 今日は最近よく耳にする機会もあると思うのですが、「EM菌」についてお伝えします。
−− はい。このEMは有用微生物群と言われるものなのですけれども、このEM菌を使って川や生活環境をきれいにしようと取り組んでいる中学校を取材しました。そこには「EM先生」と言われる名物先生がいたのです。
−− 郡山市にある郡山第一中学校で先週金曜日、文化祭が開かれました。日ごろの学習成果を発表する開桜祭です。生徒たちは自由な発想で学ぶ総合的な学習の成果を披露。そこには環境浄化に取り組むEM学習グループがいました。まるでスーパーの特売日のようなにぎわい。人気を集めているのが、そう、EMを使った商品です。さて、そのEMとは。
実用品作りと実践。まずはEMの発酵液を作ります。微生物群の集まったEMの原液と糖蜜と言われる糖分を混ぜ、生徒たちが家庭から持ち寄った米のとぎ汁に入れていきます。本来、生活排水の6割を占めるとぎ汁は、そのまま排水口から流すと川の汚染の原因になると言われています。ただし、原液と糖蜜を入れることによって、とぎ汁と糖分がEMの餌となり、発酵が進むので、1週間も待てば米のとぎ汁は川を浄化させる発酵液へと変わるのです。
さて、そのEM発酵液の効果は学校内のあらゆる所で生かされています。まずはトイレ。毎日洗剤の代わりにこの発酵液を使って掃除するとある効果が表れました。
−− 前は臭かったのですけど、においがなくなった。
−− つやが出ることと、あと、ちょっと落ちにくい汚れも落ちたことです。
−− そのほか水道周りにもEMのスプレーが置いてあります。掃除のたびに使うことで鉄格子はさびにくくなり、その後流した水によって排水口のぬめりやにおいがなくなりました。窓ふきをしてもワックス効果があり、つやが出ることも証明されました。
文化祭当日がやってきました。あいにくの雨模様となりましたが、EMグループの教室は大盛況。EMを練り込んで作った石けんや発酵液は大人気ですぐになくなり、実験コーナーはたくさんの人、人、人。そうそう、生徒たちが作ったVTRも注目を集めていました。
−− EMを一中以外の他校に広めたいのでこのVTRを作りました。ご覧ください。
−− EMを使ってどうですか。
−− いや、以前よりにおいがなくなったような気がします。
−− 以上のようにみんな喜んで使ってくれています。
−− 私たち大人が汚してしまったことを子供たちがきれいにしていくというのは申し訳ないという気持ちもあるので、子供たちに負けないように大人もきれいにしていきたいと思っています。
−− やはりEMについて新たに「わあ、すごいな」と思ったところは何かありましたか。
−− 最初はEMに全然興味がなかったのですけど、いろいろやるうちにEMが好きになりました。
(ビデオ終了) |