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EMフェスタ2003
専門分科会
EMならではの農業方法について

コーディネーター
今井 悟(いまい さとる) (財)自然農法国際研究開発センター

パネリスト

谷木 伸行(たにき のぶゆき) アジア太平洋自然農法ネットワーク(アプナン)
早川 仁史(はやかわ ひとし) 農業  北海道石狩郡新篠津村
岩瀬 尉司(いわせ じょうじ) (株)イーエム総合ネット
宮里 幸啓(みやざと ゆきひろ) (有)熱帯資源植物研究所


2003.11.15


今井
 只今よりEM農法分科会を始めさせていただきたいと思います。本日進行役を務めさせていただく自然農法国際研究開発センターの今井と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 (拍手)
 この度の有用微生物応用研究会は第20回という記念すべき節目の年でございまして、こうした時に進行役を務めさせていただくことは大変光栄でございます。不慣れなところもあろうかと思いますが、皆様のご協力の下、進めさせていただきたいと存じます。
 私が最初にこの大会で発表するために沖縄に参りましたのは16年前でございました。1987年の第4回の大会でございました。その当時はこのような立派な施設ではなく、琉球大学の大学会館の中で開催されました。それもちょうど全体でこれくらいの人数、約150名位でございまして、その中で始められました。その当時に比べますと現在の大会というものは、EMフェスタという総合的イベントとなり、規模的にも内容的にも格段の発展の姿が伺われます。
 またEMの広がりというものは日本のみならず世界に広がりまして、比嘉教授の願いであります「地球を救う大変革」という理想が一歩ずつ実現しつつあるように感じられます。
 それではこれから本日ご発表いただきますパネラーのご紹介をさせていただきます。まず最初に、タイに事務所がありますアジア・太平洋自然農法ネットワークに勤務しています自然農法国際研究開発センター職員の谷木伸行さんです。(拍手)
 続きまして北の大地・北海道新篠津村で農業を営まれております早川仁史さんです。(拍手)
 次にご紹介いたしますのはイーエム総合ネット・EMスーパーセラ簡易農業推進チーフの岩瀬尉司さんです。(拍手)
 最後に熱帯資源植物研究所で農産園芸事業部や総合企画部リーダーとして活躍しておられます宮里幸啓さんでございます。(拍手)
 本日のテーマは「EMならではの農業方法について」でございまして、EM資材を効果的に使用することによって作物の本来の能力をどのように引き出すことができるのか、EM資材を使用することによって様々な効果を上げている国内外の実践者をパネリストとしてお迎えしまして、各種のEM資材の投入方法や時期、資源を循環させる方法などEMのメリットを引き出した農業のあり方をご報告いただきます。
 それではこれからの進め方ではございますが、本日は限られた時間の中に4名という非常に多い人数の発表を予定しております。従いまして、できるだけ効率よく進めて参りたいと考えております。まず最初に、それぞれ15分程発表をいただきまして、そして全員の発表が終わりましたら、皆様の発表を基に、EMの農業活用につきまして更にポイントを絞って議論をしていきたいと思います。そしてその後、会場の皆様にもご参加いただきまして、質疑応答をしていきたいと思います。
 それではまず谷木さんから報告していただきますが、アジア・太平洋自然農法ネットワークは通称APNANと言っておりますが、アジアを中心といたしまして、オセアニア地域にもEMの製造・自然農法・EMの活用技術の普及を行っております。昨年までは国際会議を開催し、ニュージーランドで最後の国際会議が行われました。
 またタイ・サラブリの救世自然農法センターでは、定期的な国際研修が開催されまして、1994年からこの8月までに41回、26カ国976名の参加がございました。そこで学んだ農民や政府関係者などが自国に戻りまして、その人たちが中心となり、各国でEMを用いた活動の輪が広がっております。
 今回は、APNANが支援する多数の国々の中から、特に顕著な成果を上げておりますミャンマーにおける取り組みについて報告いただきます。ミャンマーでは、1992年より政府との合意書に基づきまして、国家的プロジェクトとして自然農法やEM技術の普及を推進しており、全国に広がっております。
 それでは谷木さん、お願いいたします。

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