EMフェスタ2000 > 来場者調査


EMフェスタ
2000.11.11/12
来場者調査
The Theater Event --------
Effective Microorganisms


 「EMを知らない多くの人たちへEMについて興味関心を持ってもらう」という内容をプラスした「イベント形式」となって4年目を迎えた本EMフェスタ。その目的が達成されているかどうか、今回、初の来場者調査を行った。


調査概要

実施目的


 過去のEMフェスタの来場者は、元々EMに対する関心の高い方々に限定される傾向にあった。
 今回のEMフェスタの基本的な考え方は、「EM利用者の裾野を広げるため、EM初心者から専門家まで幅広い層の来場者が気軽に参加でき、かつ分かりやすい内容とする」ことを企画段階から重視していた。そこでその目的が達成されたか、来場者に対してアンケート調査を実施し、EMに対してどの程度の認知レベルの方が来場されたか、また来場者が本イベントをどのように評価したかを測った。なお、調査は比較的一般の方が多いと思われるイベント会場の展示棟で行った。

調査要項

・EMに対する理解度
・EM商品の知名度(純粋想起・助成想起・利用経験・利用意向)
・イベント認知経路
・各コーナーの評価
・初心者ゾーンの評価
・ご意見、ご感想
・フェイスシート(年代、性別、職業、住所)

調査概要

・実施期間 :2000-11 EMフェスタ200011月11日(土)/12日(日)
・調査対象者:20才〜69才の男女
・標本数  :258サンプル
      (年代間比較をするため均等に割り付ける。)
      20代、30代、40代、50代、60代以上、各年代50名。
・調査方法 :聴き取り調査


理解レベル

● 今回の回答者のEMに対する理解度を尋ねたところ、「よく知っており、利用したことがある」 が48.8%と約半数が現ユーザーであった。 逆に「名前は聞いたことがあるが詳しくは知らない」が27.9%、「知らなかった」が5.8%で約 3人に1人は「EM初心者」であった。今回が初めての来場者アンケートのため過去のデータと比較はできないが、「初心者」の取り込みという今回のイベント目的はある程度達成していると思われる。

●性別では、若干男性の方が理解度、利用経験者 の高い方が来場している。

●年代別で見ると、「利用経験者」は20代の30.9% から60代の77.5%まで年代が上がるに従って高くなった。若い年代のEM初心者の来場が多かった。


理解内容


●EMに対する理解内容としては「生ごみを有機肥 料に変化させる」が最も多く8割を超えた。 次いで「消臭効果がある」73.6%、「農産物の肥料」「水質改善に役立つ」「複数の微生物の集合 体」がそれぞれ6割強となっている。
●性別で見ると、全体的に女性が男性より高めになっており、「生ゴミを有機肥料に」では85%を超えている。 逆に男性が多いのは「水質改善に役立っている」「体質改善に役立つ」「抗酸化作用が高い」の項目である。
●年代別では60代以上が高くなる傾向が見られる。 特に「農産物の肥料」「水質改善に役だつ」が他の年代に比べ高い。


用途毎の利用意向


●EMの用途を5つに分けそれぞれに対する利用意向 を尋ねるたところ、是非利用したいとの回答が最も 多かったのは「体質改善などの健康のため」(66.7%) で、「生ごみ処理」、「園芸、農業の肥料」、「水質改善」 などを上回った。
●性別で見ると、それぞれの項目で男性が女性より 「是非利用したい」の率が高い。特に「体質改善」は 男性75.2%、女性59.6%と15ポイント差がある。
●全体的に年代が高いほど「是非利用したい」率は高まる。「体質改善」については全ての年代で「是非 利用したい」が50%を超えた。
●ユーザー別ではそれぞれの項目で「利用経験が ある」ユーザーほど利用意向も高く、「知ってい るが利用経験はない」、「詳しくは知らない」の順で高く、理解度が高いほど利用意向も高くなると言える。


イベント認知経路

●通常、イベントの認知経路としてはマスメディアが上位を占めるが、本EMフェスタでは、「友人・知人」(34.1%)が「テレビ」(19.8%)を抜いて2位に入っている。(EMフェスタの告知として、県内でテレビCM、ラジオCM、チラシ配布を行った)日頃EMを利用している人たちも友人知人などを誘って来場しているのではないかと考えられ、「口コミの影響力」を物語っている。


展示棟・観覧コーナー

●コーナーごとの観覧率では 「商品販売コーナー」79.5%、 「お食事コーナー」66.3%、 「最新情報コーナー」49.6%の順であった。
●性別では「お食事コーナー」(女性が高い) を除きあまり違いは見られない。
●ユーザー別では「利用者」がほぼ全ての コーナーで高くなっている。今回初めて 設置した「初心者ゾーン」や「ミニセミナー」 では「非利用者」、「詳しくは知らない」の 初心者層も高くなっており、EMに対する 理解度が増したことを期待したい。


初心者ゾーンの評価

●初心者に対するEM普及のため、 今回初めて「初心者ゾーン」を設置 したところ、観覧者の4人に3人は 「わかりやすかった」 との評価を得ることができた。

事務局まとめ

今回の調査結果から現ユーザーは高年齢者が多く、今後20代から30代へのアプローチがさらに重要になってくることを再認識させられた。
また、今回のEMフェスタに関して来場者の声の中に「各商品展示・パネル展示のコーナーに、EMについての理解をより深めるための『説明スタッフ』を配置してほしい」という意見があった。その他、主催者側としても改善の必要性を感じるコーナーもあり、次回EMフェスタの検討課題としたい。
なお、本EMフェスタの日程には「第24回沖縄の産業まつり(来場者19.85万人)」や、自転車レース「ツールド・おきなわ2000(エントリー1,642人)」、県庁所在地である那覇市の市長選挙など、イベントが多数重なったにもかかわらず、昨年度とほぼ同数(12,000人)の方々にご来場いただいたことに、実行委員会/事務局一同、深く感謝する次第である。