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EMフェスタ ダイジェスト
2000.11.11
EMは21世紀のかけはし
The Theater Event --------
Effective Microorganisms



EM活用で医療現場からの最新情報も

 EMフェスタ2000 有用微生物応用研究会第17回発表大会は「EMで甦(よみがえ)る未来」をテーマに、沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で11月11日〜12日の日程で行われた。会場には期間中、県内外から12,000人が参加した。
 大会では、朝鮮民主主義人民共和国・アメリカ・南アフリカ・中国を含む国内外13のEMを使った最新事例の発表のほか、医療・環境・農業・建築・畜産・教育・水処理の各分科会で最新のEM活用法が披露された。特に「EM-Xの大いなる治癒力」をテーマにした医療分科会は2日間に渡って行われ、末期ガンから歯科治療、糖尿病に至るまで医療現場からの最新情報が報告された。
 パネルディスカッションのテーマは「EMによる地域活性化への取り組み」。2日目のハイライト・講演会では、比嘉照夫・琉球大学教授が「EMは21世紀のかけはし」をテーマに演壇に立ち、「EMの20年間はたいへん長い闘いだったが、ここへ来て新たなスタートが切れるようになったことを、皆さんとともに喜び、来世紀に向けて大きな飛躍を進めたい」と述べた。

日本政府が公式にEMを認めた

  オープニングセレモニーは展示棟前広場で、スーパー演舞集団・真南風(マフェカジ)による勇壮なエイサーによって幕を開けた。
 席上、あいさつに立った比嘉大会会長は「今回のEMフェスタには、海外からも100名あまり、15カ国の方々が参加してくださった。そのなかには、朝鮮民主主義人民共和国の7名、EMを国の政策として広げるために来沖したタイ国の約20名の方々も含まれる」と歓迎の言葉を述べ、次のようにスピーチした。
 「21世紀まであと1カ月半を残すところとなった。EMもおかげさまで満20歳の成人となり、人類にとって不可欠な未来型技術として着々と成長してきた。その結果、九州・沖縄サミットでも『世界をリードする沖縄の最先端技術』というタイトルで、日本政府公報として30分のビデオに収められ全世界に紹介された。これは、政府が公式にEMを認めたことを意味する。今大会は、21世紀は、EM技術を中心にこのような考え方、このような方法でやっていけば明るい…ということを紹介してくれるものと思う。EM技術は日進月歩の勢いで進んでいる。去年までの技術は忘れて、今回の新しい技術を原点に、たくさん情報交換をしていただきたい」
 続いて、テープカットが行われ、比嘉大会会長、稲嶺惠一氏(沖縄県知事 代理當銘氏)、嘉数知賢氏(衆議院議員)、照屋寛徳氏(参議院議員)、知念恒男氏(沖縄県具志川市市長)、そして、EMを使っている女性代表、子供代表、海外代表として、大嶺絹枝氏(具志川市婦人連合会会長)、田畑夕季花さん(具志川市あげな小学校 5年生)、スティーブン A. スイドラー氏が鮮やかなテープをカットした。

世界各地の最新13事例を発表

 セレモニーの後、展示棟に流れ込む観客のなかに、もらったばかりのパンフレットを開いてどこで何が行われているかをチェックする姿が多くみられた。各イベントは、沖縄コンベンションセンターの施設をフルに使って催された。
 劇場棟では、有用微生物応用研究会第17回発表会が開かれ、オープニング映像「EMワールドフラッシュ」、EM技術のさらなる習得・更新を目指して世界各地の最新事例を紹介する13の事例発表、パネルディスカッション、比嘉教授の総括ならびに講演会が行われた。
 会議棟では、田中茂医師(『EM-Xが生命を救う』著者)の講演会と医療現場からの最新情報で構成された医療分科会、ダイオキシン等の環境汚染物質対策を取り上げた環境分科会、EM活用で安全な空間づくりの成果を披露した建築分科会、EM技術がもたらす畜産環境の変化をリポートした畜産分科会、学校教育におけるEM活用事例を紹介した教育分科会、EMによる水環境の構築を模索した水処理分科会が行われた=劇場棟・会議棟での発表内容については別章を参照。
 一方、パンフレットのコピー通り「身近で活躍しているEMのすべてを見て、触れて、そのパワーを実感!」できたのが展示棟と屋外広場の展示・イベントだった。初めてEMに接する人はもちろん、すでに利用している人もEMを再認識できる工夫を凝らした各種の企画が楽しく展開された。

立ち見が出るほどのコーナーも

 展示棟では、生ゴミ処理機・自動EM培養装置などを展示した最新情報コーナー、多数のパネルを駆使してEMのプロフィールを紹介した初心者コーナーやU-ネット(地球環境・共生ネットワーク)コーナーをはじめ、ミニセミナー、体験コーナー、EMワールドリポート、パワフルEMっ子チーム…などのコーナーに人だかりができた。
 ミニセミナーは「米のとぎ汁からEM発酵液を作る」「EM生ゴミ処理」「EMボカシの作り方」がテーマ。すぐに役立つ身近なものだけに、始まる前から立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。体験コーナーは、EM素材を使ったアクセサリー制作や料理教室、陶芸教室など。EMワールドリポートは愉快なミニ・フォーラムで、パキスタンのサイド・アリさん、ハワイのナゴ・ヒロミチさんが民族衣装でユニークな事例報告をした。パワフルEMっ子チームのコーナーでは、県内5小学校の子供たちによるEMを使っての実験結果や感想文が掲示され、児童2名が実際に来場し、EMちんすこうをサービスする一幕もあった。
 また、お隣の屋外広場は、子供と終日楽しめるよう「みどりの広場」や「こどもの広場」が設けられ、EMで育てられた花やハーブなどの展示販売や、EMによって育てられたアンゴラウサギ・モルモット・イグアナなどの動物と仲良しになるコーナー、クラウン・コトラ氏による大道芸ピエロショーなどが人気を集めた。
 2000-11 EMフェスタ2000に新設された新会議室では、専門分科会の他、最新のEM情報を映像で紹介するシアターイベントが催され、「九州・沖縄サミットVTR」「世界に広がるEM」「EMコミュニティー通信(県内版)」「朝鮮民主主義人民共和国・国際会議」を上映した。

EMで甦る未来…をともに祝おう

 フェスタ初日の夜に、比嘉大会会長を囲んでの懇親会が、ラグナガーデンホテルで行われた。参加者は約800人。席上、比嘉大会会長は「EMは20歳の誕生日を迎えた。私が開発したとはいえ、世の中を良くしていきたい…という人々の思いがあったからこそ今日を迎えられた。政府公認になったことを含めて、EMの可能性は前途がはっきり見えてきた。EMで甦る未来…を、皆さんとともに祝いたい」とあいさつ。知念恒男・具志川市長、土井博義・船穂町長がそれぞれ祝辞を述べた後、浜渕隆男NPO法人・地球環境・共生ネットワーク運営委員長が乾杯の音頭をとり、懇親を深めた。
 また、「EMフェスタ2000視察ツアー」がフェスタ翌日の13日に組まれ、「地球に優しい環境浄化の取り組み(水処理関連)」「21世紀に向けたあたらしいまちづくり体験(具志川市EMプロジェクト)」「花とくらしの空間(建築関連)」「安全でおいしい牛乳と農作物ができるまで(農業・畜産)」の4コースで実施された。